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磐田市議会インターネット中継

録画中継

※本会議の録画映像をご覧いただけます。

  • 令和7年9月定例会
  • 9月17日 本会議 一般質問
  • 志政会  岡 實 議員
1 磐田市の諸課題について
(1)教育の情報化
① 磐田市学校教育情報化推進計画の推進について、第1次計画と第2次計画以降の計画の期間の設定、考え方や進め方の違いは。
② NEXTGIGAスクール構想推進事業の期間やデジタル教科書の導入などの概算事業費や、主な工程のスケジュールは。併せて課題はあるのか。
③ 従来のGIGAスクール構想は、磐田市独自で各種計画立案から工事実施まで殆ど行っていたが、NEXTGIGAスクール構想の1人1台端末の導入は、各種計画立案から工事実施まで、静岡県と県内各市町が連携し進めるイメージになっていると理解してよろしいか。さらに、国からの補助金交付の流れも県が大きく関わってくるのか。
④ 磐田市公立学校情報機器整備事業計画の中に校務DX計画があるが、クラウドを活用した校務のデジタル化についての進め方と課題は。
⑤ 文部科学省は、次期学習指導要領が小学校で全面実施される見込みの令和12年度から、学習者用デジタル教科書を正式な教科書として位置づける方針を示したようである。しかし、正式な教科書として認める一方で、全ての学年や教科で活用するか否かは明示されていない。市の考え方と今後の進め方は。
⑥ 磐田市では、指導者用のデジタル教科書が、小学校は令和6年度から、中学校は令和7年度から、教科書改訂に伴い配備されている。令和6年度の「磐田の教育」方針1のうちICT機器を活用した授業の充実では、デジタル教科書を活用した教育の推進に努めるとある。また、デジタル教科書活用では、より効果的な活動を推進するとある。令和5年度との違い、成果や課題は。
⑦ GIGAスクール構想からNEXTGIGAスクール構想の推進では、児童生徒の1人1台端末の導入により、ICT活用による情報化教育の果たす役割や重要度が益々増大している。改めて「磐田の教育」にGIGAスクール構想及びNEXTGIGAスクール構想の推進による1人1台端末の導入が果たす役割や位置づけを分かり易く掲載し、「見える化」を図るべきと考えるが見解は。
(2)市職員の兼業制度拡充
公務員の副業は原則禁止であるが、近年、様々な自治体で部分的に副業の流れを解禁する動きが見られる。鈴木康友静岡県知事は、定例記者会見で、「制度の導入を市町にも働きかけ“オール静岡”で地域貢献と課題解決を図り、県民のウェルビーイングを向上させていく」とのことである。以下伺う。
① 磐田市においても、中学校部活動の地域展開における指導員の確保の問題、公共交通関係では、ライドシェア運行する場合の運転手確保の課題、南御厨地区のボランティア運送の運転手確保など喫緊の課題を抱えている。市職員の兼業制度拡充についての対象範囲の拡大や考え方、実施時期、今後の方向性、課題は。
2 磐田市の沿岸部について
(1)防潮堤整備事業
① 防潮堤の高さは海抜14m(レベル2想定最大津波高12m、せり上がり2m)で建設している。国の被害想定見直しでは、最大津波高プラス1mの13mになるが、今後の対応や対策の進め方、県との連携や調整、事業への影響、課題は。
② 防潮堤及び天竜川河口並びに太田川河口付近の津波浸水区域と津波浸水深について、防潮堤整備の完成前と完成後でどのように変化するのか。併せて、天竜川及び太田川を遡る津波は、河口からどの付近まで遡上する見込みなのか。市民への周知方法や課題は。
③ 防潮堤の完成後は、DXとAIを駆使し「津波と防潮堤の関係」及び「天竜川及び太田川の河口付近の津波と河川堤防の関係」を動画でシミュレーションしホームページへ掲載したらどうか。市民にとって大変分かり易くリアルであり、効果抜群で好評を得るのではと考える。南海トラフ地震の被害想定見直しに合わせ、市から是非、国や静岡県に対して、津波シミュレーションの動画作成をしていただくよう提案と強い働きかけをお願いしたいと考えるが見解は。
④ 防災行政ラジオは、同報無線のデジタル化工事の完了後も、引き続きアナログ使用が可能で今日に至っている。代替策は令和3年度中に示したいとあったが、検討状況や今後の方向性、課題は。
(2)竜洋海岸の侵食対策
① 竜洋海岸の海岸侵食の課題は、これまでの一般質問及び遠州灘沿岸侵食対策検討委員会、磐田南高校の研究発表、天竜川治水促進期成同盟会及び遠州灘沿岸保全対策促進期成同盟会の要望活動から現状を見てみると次の5点が分かった。
1点目、静岡県は、天竜川の河道掘削等で発生した砂を竜洋海岸へ毎年投入している。離岸堤の再配置を実施又は実施を予定している。課題は、養浜材である砂の安定的な確保である。2点目、竜洋海岸では、2011年から2024年にかけて汀線が約120m後退し、侵食原因は天竜川からの土砂供給が少なくなったことによるものである。3点目、天竜川治水促進期成同盟会及び遠州灘沿岸保全対策促進期成同盟会が、毎年のように要望活動を実施している。4点目、天竜川ダム再編事業について、ダム湖に流入する土砂の一部を下流河川に還元することで、遠州灘海岸の海岸侵食の抑制を期待している。5点目、鮫島海岸の砂浜は、80年前の緑十字機不時着の当時より約100m後退している。これら5つの現状を認識し、竜洋海岸の海岸侵食と及ぼす影響について危機感を持って、各種対策を重層的に実施するよう国や県へ強く働きかけ、課題解決に向け、スピード感を持って取り組んでいくことが肝要であると考えるが市長の見解は。
(3)磐田市沿岸部未来ビジョン
① これまで沿岸地域の活性化は、海岸防潮堤の早期完成であった。今回、海岸防潮堤の完成に目途が立ったことで、磐田市沿岸部未来ビジョンが策定された。これが次期の第3次磐田市総合計画の策定に繋がるものと考える。市長が磐田市沿岸部未来ビジョンに込めた想いや今後の展開、次期の磐田市総合計画策定に臨む考え、特に力点を置かれる施策のイメージは。
② 磐田市沿岸部未来ビジョンの取組期間について、前期(令和7年から令和12年まで)、後期(令和12年以降)とあるが、取組期間の考え方や進め方は。
③ 磐田市沿岸部未来ビジョンについて、竜洋東地区の自治会長さんと話し合う機会があった。会合で分かったことは、1点目、新しく策定されたビジョンは、ホームページにアップされたが、全員の方が存じていなかった。2点目、意見交換では、特に沿岸部地域の皆さんへは、地元自治会長をはじめ多くの皆さんに趣旨が浸透するよう、スピード感をもって丁寧な説明が必要ではなかったのかと感じたが見解は。
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