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- 令和2年11月定例会
- 12月2日 本会議 代表質問
- 日本共産党磐田市議団 高梨 俊弘 議員
1 コロナ禍の中で市民の命とくらしを守る新年度予算編成について
(1) 令和元年度決算を踏まえて、令和3年度予算編成の基本方針について伺う。また、コロナ禍の中で市民のくらしを守る予算編成が必要だと考える。新年度の重点施策、新規施策、拡充施策、廃止、縮小する事業について明らかにされたい。
(2) 新型コロナウイルス感染症の拡大で、日本経済が大きな影響を受け、中小企業・小規模事業者が経営悪化に苦しんでいる。市内経済の状況をどのように把握し、認識しているか伺う。また、対策や消費税の影響をどのように考えているのか伺う。
(3) 令和3年度の市税収入、地方交付税などの見込みについて伺う。
(4) 公共施設等総合管理計画に基づく施設の再編計画と長寿命化事業計画の令和3年度の方針について明らかにされたい。
(5) 令和2年度の支所業務の見直しによりコロナ対応など支所業務に支障があったと考える。市民や利用者の立場に立った組織改革、支所機能について令和3年度の基本的方向性を示されたい。
(6) 市民要望にこたえる施策について、以下質問する。
① 令和4年度(2022年度)の完成に向けて(仮称)磐田市文化会館が建設中である。現在までの建設状況、完成後の施設利用予約についての考え方を伺う。また交通機関の整備が課題であるが、交通弱者の交通機関の整備をどのように図っていくのか、伺う。
② 磐田市民文化会館、文化振興センターの跡地利用については市民を交えた磐田市民文化会館跡地利活用懇話会も開催されている。
市の中心部にふさわしい、多くの市民が利用できる公共施設を求めるが、現段階の構想について伺う。またコロナ禍の中での大型事業となるが完成年度を含めた今後のスケジュールなど十分な議論が必要だと考える。見解を伺う。
③ 昨年の代表質問では、幼児教育・保育の無償化による保育需要への大きな影響はないとのことであった。その後の状況と対策を伺う。
ア 保育需要の状況を伺う。
イ 保育所入所待機児童の現状と年度途中の待機児童の解消策を伺う。
ウ 特定の施設を希望する「調整中児童」が増えていると聞くが現状と対応について伺う。
エ 保育士の確保策、待遇改善策の具体的取り組みを伺う。
④ つつじ公園については、今後の対策について検討を進めているとのことである。どのような検討がされているのか伺う。
⑤ 市は、令和2年度予算に保護者の経済負担を減らし、子育て支援を行う小学校の給食費の1カ月無償化を提案したが、実現できなかった。学校給食費の無償化を実施すべきと考える。見解を伺う。
⑥ 東部地域のバス路線の廃止に伴い、デマンド型乗合タクシーの目的地の配置や時間帯の拡大など、さらなる改善を求める声がある。
市民、利用者からどのような要望が寄せられているか。改善策と今後の課題について伺う。
⑦ 2017年7月に国連会議で採択された核兵器禁止条約が、批准国50に達し、条約の規定により90日後に発効することが確定した。核兵器廃絶平和都市宣言をしている磐田市として歓迎すべきことである。市長の見解を伺う。また、国連で採択された核兵器禁止条約に署名するよう日本政府に働きかけ、平和行政の推進を図るべきと考えるが見解を伺う。
2 市民の安全・安心、防災について
(1) 浜岡原発の諸問題について
① 宮城県の村井知事が「再生可能エネルギーで国内のエネルギーが賄えるようになるまでは原発は必要」と東北電力女川原発2号機の再稼働同意を表明した。地元紙の世論調査でも県民の6~7割が再稼働には反対している。市長は浜岡原子力発電所の再稼働については、市民の安全・安心が担保されない限り認めることはできないと表明している。周辺自治体の事前了解や住民の合意のない再稼働は、市民の安全・安心を守る上で問題だと考える。見解を伺う。
② 11市町事前了解についての意見交換や関係市町との話し合いの状況を伺う。
③ 避難車両の確保についての協議の状況を伺う。
④ 避難先県内において避難経由所は、岐阜県の1施設が承諾しているとのことであるが、その後の協議の状況を伺う。
⑤ 要配慮者施設の避難計画の策定については、県が作成中のマニュアルが提示され次第、計画策定をしていくとのことである。計画策定状況と課題について伺う。
(2) 防災対策について
① 令和2年度も全国各地で豪雨、台風などにより川が氾濫し大規模な浸水や土砂災害などの被害が相次いでいる。日頃からの災害への備えが必要である。これまでの対策と今後の対策について伺う。
② 甚大な被害をもたらす豪雨災害が全国各地で発生していることを受け、国土交通省は洪水対策として「流域治水」の方針を新たに公表している。堤防やダムの整備に頼る従来の対策から脱却し、流域一帯でハードとソフト両面での対策に取り組むとのことである。国は全国109の一級水系で流域治水プロジェクトを策定するとしている。天竜川水系も対象になる。今後どのような取り組みを行うのか、現状と課題を伺う。
③ 市の海岸堤防整備事業は令和2年度末で進捗率27.9%の予定となっている。1年でも早い完成を求める声が多くある。新年度における解決すべき諸課題、今後の対応策、完成時期は短縮できるのか。また、国、県の支援策の内容について伺う。
④ 市民の安全・安心に責任を持つため、消防体制の充実強化が求められている。女性消防職員を含めた消防職員の充足率の引き上げ、災害時の体制の充実を図るための消防施設の整備を図るべきと考える。現状と課題について伺う。
3 市の諸課題について
(1) 東部地域に令和3年4月のオープンを予定して子育て支援センターが建設されている。見付地区への子育て支援センター建設については計画が見えてこない。この間の検討状況、建設計画の見通しについて伺う。
(2) 施設一体型の小中一貫教育は、現在の小学校区をなくすことになる。小学校区は住民自治の基礎単位であり、生活圏でもある。向陽学府での施設一体型の小中一貫教育は、住民の合意が得られていないと考える。この間の地域への説明はどのように行われているのか。住民合意をどのようにとっていくのか伺う。また、コロナ禍の中で急ぐべき課題ではないと考える。見解を伺う。
(3) 昨年の代表質問では、公立学校の教員に長時間労働の是正につながらない「1年単位の変形労働時間制」について静岡県の動向を注視しているとのことであった。静岡県の動向、「1年単位の変形労働時間制」を導入すれば、むしろ長時間労働が助長されるリスクがあり問題であると考える。見解を伺う。
(4) LGBTなど性別に違和感をもつ児童生徒が気軽に相談できるよう、カウンセラーによる相談機会や体制の充実を図ることが必要だと考える。また、教職員と児童・生徒の啓発活動を行い、学校現場でジェンダー平等への取り組みについて見解を伺う。
(5) 静岡県国民健康保険運営方針では保険料水準の統一を目指して統一の条件や目標時期等の設定を令和2年度までに県と市町の間で十分な協議を行うこととしており、現在協議を進めている。
① 協議の状況を伺う。
② 高すぎる国保税が市民の生活を苦しめている中で、一般会計からの公費繰り入れを行い、令和3年度の国保税は引き上げるべきではない。見解を伺う。
③ 国民健康保険税の18歳以下の子どもの均等割の引き下げについての見解を伺う。
(6) コロナ禍での諸課題
① 県内の病院で2例目となる新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)がJA静岡厚生連遠州病院で発生した。浜松市内の施設から救急搬送された心不全の患者が、新型コロナウイルスに感染していたことによるものだとの新聞報道がされている。11月14日には、静岡済生会総合病院で看護師5人の感染が確認されている。磐田市立総合病院も職員が一丸となって新型コロナウイルス感染防止対策を行っている。今後強化していく感染防止対策について伺う。
② 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した世帯などを対象に、国民健康保険税などの減免制度が実施されている。新型コロナ感染症の収束が見えない中、新年度も影響を受けた世帯に対する、国保保険税、介護保険料、後期高齢者保険料の減免を継続することが必要だと考える。見解を伺う。
③ 新型コロナウイルス感染症により事業を継続する上で店舗の改修が必要になっている。地域経済活性化にもなる新型コロナ対応のリフォーム助成制度の創設についての見解を伺う。
④ コロナ禍により深刻な影響を受けている市民の生活、中小企業・小規模事業者への支援策として、上下水道料金の減免策が必要と考える。見解を伺う。
⑤ コロナ禍のもとで増えているDV、虐待、産後鬱などへの対策・支援を強化することが必要だと考える。こども・若者相談センターの相談状況と対策、DVの相談窓口の充実などについて見解を伺う。
⑥ 市民が積極的に、コロナ感染症についてのPCR検査、抗原・抗体検査を受けられるようにする体制が必要だと考える。見解を伺う。
また、ワクチン接種が可能となった場合、希望する市民が受けられるようにすることが必要である。見解を伺う。
⑦ コロナ禍で大学生や専門学校生、留学生の学業や生活が厳しくなっている。実態把握と財政的支援などの支援策について見解を伺う。
⑧ 新型コロナ感染拡大の影響で生活困窮する人が増えている。この間の生活保護の推移と生活保護申請の対応について伺う。
また、磐田市のホームページでは「くらし・手続き」サイトを見ても生活保護について簡単に説明にたどりつかない。新型コロナウイルスの影響で失業や収入が減って生活困難になった市民にわかりやすいホームページの改善が必要だと考える。見解を伺う。
(1) 令和元年度決算を踏まえて、令和3年度予算編成の基本方針について伺う。また、コロナ禍の中で市民のくらしを守る予算編成が必要だと考える。新年度の重点施策、新規施策、拡充施策、廃止、縮小する事業について明らかにされたい。
(2) 新型コロナウイルス感染症の拡大で、日本経済が大きな影響を受け、中小企業・小規模事業者が経営悪化に苦しんでいる。市内経済の状況をどのように把握し、認識しているか伺う。また、対策や消費税の影響をどのように考えているのか伺う。
(3) 令和3年度の市税収入、地方交付税などの見込みについて伺う。
(4) 公共施設等総合管理計画に基づく施設の再編計画と長寿命化事業計画の令和3年度の方針について明らかにされたい。
(5) 令和2年度の支所業務の見直しによりコロナ対応など支所業務に支障があったと考える。市民や利用者の立場に立った組織改革、支所機能について令和3年度の基本的方向性を示されたい。
(6) 市民要望にこたえる施策について、以下質問する。
① 令和4年度(2022年度)の完成に向けて(仮称)磐田市文化会館が建設中である。現在までの建設状況、完成後の施設利用予約についての考え方を伺う。また交通機関の整備が課題であるが、交通弱者の交通機関の整備をどのように図っていくのか、伺う。
② 磐田市民文化会館、文化振興センターの跡地利用については市民を交えた磐田市民文化会館跡地利活用懇話会も開催されている。
市の中心部にふさわしい、多くの市民が利用できる公共施設を求めるが、現段階の構想について伺う。またコロナ禍の中での大型事業となるが完成年度を含めた今後のスケジュールなど十分な議論が必要だと考える。見解を伺う。
③ 昨年の代表質問では、幼児教育・保育の無償化による保育需要への大きな影響はないとのことであった。その後の状況と対策を伺う。
ア 保育需要の状況を伺う。
イ 保育所入所待機児童の現状と年度途中の待機児童の解消策を伺う。
ウ 特定の施設を希望する「調整中児童」が増えていると聞くが現状と対応について伺う。
エ 保育士の確保策、待遇改善策の具体的取り組みを伺う。
④ つつじ公園については、今後の対策について検討を進めているとのことである。どのような検討がされているのか伺う。
⑤ 市は、令和2年度予算に保護者の経済負担を減らし、子育て支援を行う小学校の給食費の1カ月無償化を提案したが、実現できなかった。学校給食費の無償化を実施すべきと考える。見解を伺う。
⑥ 東部地域のバス路線の廃止に伴い、デマンド型乗合タクシーの目的地の配置や時間帯の拡大など、さらなる改善を求める声がある。
市民、利用者からどのような要望が寄せられているか。改善策と今後の課題について伺う。
⑦ 2017年7月に国連会議で採択された核兵器禁止条約が、批准国50に達し、条約の規定により90日後に発効することが確定した。核兵器廃絶平和都市宣言をしている磐田市として歓迎すべきことである。市長の見解を伺う。また、国連で採択された核兵器禁止条約に署名するよう日本政府に働きかけ、平和行政の推進を図るべきと考えるが見解を伺う。
2 市民の安全・安心、防災について
(1) 浜岡原発の諸問題について
① 宮城県の村井知事が「再生可能エネルギーで国内のエネルギーが賄えるようになるまでは原発は必要」と東北電力女川原発2号機の再稼働同意を表明した。地元紙の世論調査でも県民の6~7割が再稼働には反対している。市長は浜岡原子力発電所の再稼働については、市民の安全・安心が担保されない限り認めることはできないと表明している。周辺自治体の事前了解や住民の合意のない再稼働は、市民の安全・安心を守る上で問題だと考える。見解を伺う。
② 11市町事前了解についての意見交換や関係市町との話し合いの状況を伺う。
③ 避難車両の確保についての協議の状況を伺う。
④ 避難先県内において避難経由所は、岐阜県の1施設が承諾しているとのことであるが、その後の協議の状況を伺う。
⑤ 要配慮者施設の避難計画の策定については、県が作成中のマニュアルが提示され次第、計画策定をしていくとのことである。計画策定状況と課題について伺う。
(2) 防災対策について
① 令和2年度も全国各地で豪雨、台風などにより川が氾濫し大規模な浸水や土砂災害などの被害が相次いでいる。日頃からの災害への備えが必要である。これまでの対策と今後の対策について伺う。
② 甚大な被害をもたらす豪雨災害が全国各地で発生していることを受け、国土交通省は洪水対策として「流域治水」の方針を新たに公表している。堤防やダムの整備に頼る従来の対策から脱却し、流域一帯でハードとソフト両面での対策に取り組むとのことである。国は全国109の一級水系で流域治水プロジェクトを策定するとしている。天竜川水系も対象になる。今後どのような取り組みを行うのか、現状と課題を伺う。
③ 市の海岸堤防整備事業は令和2年度末で進捗率27.9%の予定となっている。1年でも早い完成を求める声が多くある。新年度における解決すべき諸課題、今後の対応策、完成時期は短縮できるのか。また、国、県の支援策の内容について伺う。
④ 市民の安全・安心に責任を持つため、消防体制の充実強化が求められている。女性消防職員を含めた消防職員の充足率の引き上げ、災害時の体制の充実を図るための消防施設の整備を図るべきと考える。現状と課題について伺う。
3 市の諸課題について
(1) 東部地域に令和3年4月のオープンを予定して子育て支援センターが建設されている。見付地区への子育て支援センター建設については計画が見えてこない。この間の検討状況、建設計画の見通しについて伺う。
(2) 施設一体型の小中一貫教育は、現在の小学校区をなくすことになる。小学校区は住民自治の基礎単位であり、生活圏でもある。向陽学府での施設一体型の小中一貫教育は、住民の合意が得られていないと考える。この間の地域への説明はどのように行われているのか。住民合意をどのようにとっていくのか伺う。また、コロナ禍の中で急ぐべき課題ではないと考える。見解を伺う。
(3) 昨年の代表質問では、公立学校の教員に長時間労働の是正につながらない「1年単位の変形労働時間制」について静岡県の動向を注視しているとのことであった。静岡県の動向、「1年単位の変形労働時間制」を導入すれば、むしろ長時間労働が助長されるリスクがあり問題であると考える。見解を伺う。
(4) LGBTなど性別に違和感をもつ児童生徒が気軽に相談できるよう、カウンセラーによる相談機会や体制の充実を図ることが必要だと考える。また、教職員と児童・生徒の啓発活動を行い、学校現場でジェンダー平等への取り組みについて見解を伺う。
(5) 静岡県国民健康保険運営方針では保険料水準の統一を目指して統一の条件や目標時期等の設定を令和2年度までに県と市町の間で十分な協議を行うこととしており、現在協議を進めている。
① 協議の状況を伺う。
② 高すぎる国保税が市民の生活を苦しめている中で、一般会計からの公費繰り入れを行い、令和3年度の国保税は引き上げるべきではない。見解を伺う。
③ 国民健康保険税の18歳以下の子どもの均等割の引き下げについての見解を伺う。
(6) コロナ禍での諸課題
① 県内の病院で2例目となる新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)がJA静岡厚生連遠州病院で発生した。浜松市内の施設から救急搬送された心不全の患者が、新型コロナウイルスに感染していたことによるものだとの新聞報道がされている。11月14日には、静岡済生会総合病院で看護師5人の感染が確認されている。磐田市立総合病院も職員が一丸となって新型コロナウイルス感染防止対策を行っている。今後強化していく感染防止対策について伺う。
② 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した世帯などを対象に、国民健康保険税などの減免制度が実施されている。新型コロナ感染症の収束が見えない中、新年度も影響を受けた世帯に対する、国保保険税、介護保険料、後期高齢者保険料の減免を継続することが必要だと考える。見解を伺う。
③ 新型コロナウイルス感染症により事業を継続する上で店舗の改修が必要になっている。地域経済活性化にもなる新型コロナ対応のリフォーム助成制度の創設についての見解を伺う。
④ コロナ禍により深刻な影響を受けている市民の生活、中小企業・小規模事業者への支援策として、上下水道料金の減免策が必要と考える。見解を伺う。
⑤ コロナ禍のもとで増えているDV、虐待、産後鬱などへの対策・支援を強化することが必要だと考える。こども・若者相談センターの相談状況と対策、DVの相談窓口の充実などについて見解を伺う。
⑥ 市民が積極的に、コロナ感染症についてのPCR検査、抗原・抗体検査を受けられるようにする体制が必要だと考える。見解を伺う。
また、ワクチン接種が可能となった場合、希望する市民が受けられるようにすることが必要である。見解を伺う。
⑦ コロナ禍で大学生や専門学校生、留学生の学業や生活が厳しくなっている。実態把握と財政的支援などの支援策について見解を伺う。
⑧ 新型コロナ感染拡大の影響で生活困窮する人が増えている。この間の生活保護の推移と生活保護申請の対応について伺う。
また、磐田市のホームページでは「くらし・手続き」サイトを見ても生活保護について簡単に説明にたどりつかない。新型コロナウイルスの影響で失業や収入が減って生活困難になった市民にわかりやすいホームページの改善が必要だと考える。見解を伺う。