※本会議の録画映像をご覧いただけます。
- 令和3年2月定例会
- 3月2日 本会議 一般質問
- 新磐田 松野 正比呂 議員
1 磐田市の未来像について
(1)中心市街地の活性化策について
① 磐田駅北口広場から国分寺跡付近までの車両の進入を制限するなどにより、市内外の方が、ウォーキングを楽しめる中心市街地とその周辺整備を進めること、および、新たに整備する今之浦公園から中央公園・府八幡宮を経由し国分寺跡を結ぶ遊歩道を設置することなどで、生活空間の充実を図るとともに、市街地活用の選択肢を拡げることについて、市の考えを伺う。
② 中心市街地および周辺の市街地(都市計画マスタープランにおける都市拠点・地域拠点・集落拠点を示す)などにおいて、車両進入規制などと併せ、自動運転や低速車両などを活用した公共交通網を整備し、高齢者に優しいまちづくりを進めることについて、および、こうしたまちづくり構想を市民グループ・地元の企業や事業者などの知恵を借りること、あるいは研究委託などをすることについて、市の考えを伺う。
(2)健康とスポーツのまちづくりについて
① 前記に加え、中心市街地、国分寺跡と府八幡宮、今之浦公園を起点に、つつじ公園と見付天神社、大池公園、御厨駅とうさぎ山公園、桶ケ谷沼と鶴ヶ池、豊田町駅と香りの公園やラブリバー公園などを結ぶウォークとジョギングコース。また、竜洋海洋公園、はまぼう公園、福田漁港周辺、さらには獅子ヶ鼻公園を結ぶサイクリングコース。等々、自然と歴史文化が豊かで、全国有数のスポーツのまち磐田の特長を活かし、市全体を、ウォーキング・ジョギング・サイクリングなどで回遊できる文化・スポーツ公園に見立てた、将来のまちづくり構想について伺う。
② 遠州地方は、自転車・オートバイ・車・楽器・光技術など世界に冠たるものづくりの一大拠点である。しかし、こうした情報が全国・世界に十分伝わっているとは言い難い。ものづくりの魅力と携わる人々の思いなどの情報発信、体験したユーザーのフィードバック情報などの受信を通じ、さらに地域の魅力を高め、住民の満足度向上と移住定住の促進を進めたいと考える。
現在、市民の有志が、「バイカーズ道の駅」と銘打って、渚の交流館で市内外のバイク愛好者を集め、バイクの楽しさを語り伝えていくイベントを行っており、参加者には福田の海を満喫し、しらす丼に舌鼓をうつなど、磐田の魅力を体験していただいている。こうした動きを、バイクに限らず、イベントでもなく、情報の受発信拠点として常設すれば、バイクのみならず、様々な「もの」や「こと(体験)」の愛好者が集まり、地域の魅力を高め、次世代に引き継ぐことが可能と考える。こうした取組を、近隣市町や企業を巻き込んで研究する考えについて伺う。
(3)市民が主体となったまちづくりの進め方について
① こうした未来のまちづくり構想は、市民・企業・事業者や専門家の意見交換を通じて具体化し、市民全体の共有化を図った上で、総合計画に反映するなど、市民が主体となって進めることが望ましく、そのための仕組みづくりをすべきと思うが、市の考えを伺う。
2 人づくりについて
磐田市は現在、直営業務に携わる新たな職員の採用は行わない方針である。しかし、技術や技能・ノウハウの継承や後輩に教えることで得られる成長など、新規採用を行わないデメリットは大きいと考える。
また、60歳を越えた職員の活用についても今後の重要な課題であり、市の業務の在り方を含めた検討が必要である。
(1)直営業務とそれを担当する技能系職員の採用・配置・育成について
① 直営職員の意欲や働きがいの向上を図るための施策について、現状と課題、今後の取組を伺う。
② 道路・河川の修繕、改良工事や除草作業、公園整備などを、直営職員の指導のもと市民と協働で実務を行う、市民参加型のチーム組織など、業務遂行の新たな仕組みを検討する考えはないか伺う。
③ 直営業務に携わる職員の処遇を、現場作業だけではなく、計画と実務を行うインフラ保全の専門職として位置づけるなど、人事制度の工夫により、採用の可能性を探ると同時に、業務の幅を拡げ、働きがいをより高められる仕組みの検討が出来ないか伺う。
(2)60歳を越えた職員の活用について
① 60歳を越えた職員の活用について、定年延長を含めた現在の検討状況を伺う。
② 来年度に予定している自治基本条例の制定をきっかけに、交流センターなど各地域における職員体制の強化を進めたらどうか。具体的には、組織づくりのノウハウを持った60歳以降の職員を地域へ重点的に配置するような人事政策も、地域づくり・人づくりの推進に有効と思うが、市の考えを伺う。
3 未来への投資について
市長はリーマンショック後の財政危機に向き合い、磐田市の財政を立て直された。加えて、新しい農業や農業者の育成、渚の交流館など海岸地域活性化への投資、獅子ヶ鼻トレッキングコース整備や公園整備など健康づくりと市民交流の場づくり、御厨駅、新磐田スマートインターチェンジなどインフラへの投資を行ってきた。今後も、効果を検証しつつ投資を継続し、次世代へ持続可能な地域資源を引き継ぐことが大切である。
(1) 現状認識について
① 磐田市財政の現状認識および、これまでの投資に関する評価と課題を伺う。
② 産業構造について、市長就任当時の課題認識とそれに基づき推進した施策およびその成果を伺う。また併せて現状認識を伺う。
(2) 投資にあたっての考え方について
① 磐田市に今後必要とされる投資の重点について伺う。
② 今後の投資は、単一自治体だけでなく、複数の自治体が連携することで効果が高まると考える。また、行政だけでなく企業や市民団体、地域組織などと協力して進めることが重要と考えるが、市と周辺地域を含めた未来への投資について、考えを伺う。
(1)中心市街地の活性化策について
① 磐田駅北口広場から国分寺跡付近までの車両の進入を制限するなどにより、市内外の方が、ウォーキングを楽しめる中心市街地とその周辺整備を進めること、および、新たに整備する今之浦公園から中央公園・府八幡宮を経由し国分寺跡を結ぶ遊歩道を設置することなどで、生活空間の充実を図るとともに、市街地活用の選択肢を拡げることについて、市の考えを伺う。
② 中心市街地および周辺の市街地(都市計画マスタープランにおける都市拠点・地域拠点・集落拠点を示す)などにおいて、車両進入規制などと併せ、自動運転や低速車両などを活用した公共交通網を整備し、高齢者に優しいまちづくりを進めることについて、および、こうしたまちづくり構想を市民グループ・地元の企業や事業者などの知恵を借りること、あるいは研究委託などをすることについて、市の考えを伺う。
(2)健康とスポーツのまちづくりについて
① 前記に加え、中心市街地、国分寺跡と府八幡宮、今之浦公園を起点に、つつじ公園と見付天神社、大池公園、御厨駅とうさぎ山公園、桶ケ谷沼と鶴ヶ池、豊田町駅と香りの公園やラブリバー公園などを結ぶウォークとジョギングコース。また、竜洋海洋公園、はまぼう公園、福田漁港周辺、さらには獅子ヶ鼻公園を結ぶサイクリングコース。等々、自然と歴史文化が豊かで、全国有数のスポーツのまち磐田の特長を活かし、市全体を、ウォーキング・ジョギング・サイクリングなどで回遊できる文化・スポーツ公園に見立てた、将来のまちづくり構想について伺う。
② 遠州地方は、自転車・オートバイ・車・楽器・光技術など世界に冠たるものづくりの一大拠点である。しかし、こうした情報が全国・世界に十分伝わっているとは言い難い。ものづくりの魅力と携わる人々の思いなどの情報発信、体験したユーザーのフィードバック情報などの受信を通じ、さらに地域の魅力を高め、住民の満足度向上と移住定住の促進を進めたいと考える。
現在、市民の有志が、「バイカーズ道の駅」と銘打って、渚の交流館で市内外のバイク愛好者を集め、バイクの楽しさを語り伝えていくイベントを行っており、参加者には福田の海を満喫し、しらす丼に舌鼓をうつなど、磐田の魅力を体験していただいている。こうした動きを、バイクに限らず、イベントでもなく、情報の受発信拠点として常設すれば、バイクのみならず、様々な「もの」や「こと(体験)」の愛好者が集まり、地域の魅力を高め、次世代に引き継ぐことが可能と考える。こうした取組を、近隣市町や企業を巻き込んで研究する考えについて伺う。
(3)市民が主体となったまちづくりの進め方について
① こうした未来のまちづくり構想は、市民・企業・事業者や専門家の意見交換を通じて具体化し、市民全体の共有化を図った上で、総合計画に反映するなど、市民が主体となって進めることが望ましく、そのための仕組みづくりをすべきと思うが、市の考えを伺う。
2 人づくりについて
磐田市は現在、直営業務に携わる新たな職員の採用は行わない方針である。しかし、技術や技能・ノウハウの継承や後輩に教えることで得られる成長など、新規採用を行わないデメリットは大きいと考える。
また、60歳を越えた職員の活用についても今後の重要な課題であり、市の業務の在り方を含めた検討が必要である。
(1)直営業務とそれを担当する技能系職員の採用・配置・育成について
① 直営職員の意欲や働きがいの向上を図るための施策について、現状と課題、今後の取組を伺う。
② 道路・河川の修繕、改良工事や除草作業、公園整備などを、直営職員の指導のもと市民と協働で実務を行う、市民参加型のチーム組織など、業務遂行の新たな仕組みを検討する考えはないか伺う。
③ 直営業務に携わる職員の処遇を、現場作業だけではなく、計画と実務を行うインフラ保全の専門職として位置づけるなど、人事制度の工夫により、採用の可能性を探ると同時に、業務の幅を拡げ、働きがいをより高められる仕組みの検討が出来ないか伺う。
(2)60歳を越えた職員の活用について
① 60歳を越えた職員の活用について、定年延長を含めた現在の検討状況を伺う。
② 来年度に予定している自治基本条例の制定をきっかけに、交流センターなど各地域における職員体制の強化を進めたらどうか。具体的には、組織づくりのノウハウを持った60歳以降の職員を地域へ重点的に配置するような人事政策も、地域づくり・人づくりの推進に有効と思うが、市の考えを伺う。
3 未来への投資について
市長はリーマンショック後の財政危機に向き合い、磐田市の財政を立て直された。加えて、新しい農業や農業者の育成、渚の交流館など海岸地域活性化への投資、獅子ヶ鼻トレッキングコース整備や公園整備など健康づくりと市民交流の場づくり、御厨駅、新磐田スマートインターチェンジなどインフラへの投資を行ってきた。今後も、効果を検証しつつ投資を継続し、次世代へ持続可能な地域資源を引き継ぐことが大切である。
(1) 現状認識について
① 磐田市財政の現状認識および、これまでの投資に関する評価と課題を伺う。
② 産業構造について、市長就任当時の課題認識とそれに基づき推進した施策およびその成果を伺う。また併せて現状認識を伺う。
(2) 投資にあたっての考え方について
① 磐田市に今後必要とされる投資の重点について伺う。
② 今後の投資は、単一自治体だけでなく、複数の自治体が連携することで効果が高まると考える。また、行政だけでなく企業や市民団体、地域組織などと協力して進めることが重要と考えるが、市と周辺地域を含めた未来への投資について、考えを伺う。