※本会議の録画映像をご覧いただけます。
- 令和3年11月定例会
- 12月7日 本会議 一般質問
- 日本共産党磐田市議団 高梨 俊弘 議員
1 教育・子育て施策の充実を
(1)静岡県教育委員会が、2023年度に開校予定の県立夜間中学校を磐田市に本校、三島市に分教室を置くことを決定したと新聞報道されている。静岡式35人学級を適用し、23年度に1学年のみ開設した後、3年間かけて3学年の教育環境を整える予定で、今後学校名の公募や教育課程の編成を行う、とのことである。
① 磐田市に夜間中学校を設置するに至った経緯について伺う。
② 2019年の9月議会の一般質問に対して、教育長は、「外国人人口が、浜松市、静岡市についで県内では3番目に多い磐田市でも新設に必要な需要の調査などしてみることも必要だと考える」と答弁している。需要調査を行なったのか、内容と結果を伺う。
③ 夜間中学校の設置場所は、磐田市のJR磐田駅北口前再開発ビル「天平のまち3階フロア」とするとのことである。開設までのスケジュールと設置する施設の内容と費用、課題を伺う。
④ 夜間中学校の開設と併せて磐田駅前に図書館を整備する考えはないのか伺う。
(2)文部科学省は、小中高校などの教員免許の期限を10年とし講習の受講を義務付ける「教員免許更新制」を2022年の通常国会に廃止するための教育職員免許法改正案を提出する方針を示している。
① 「教員免許更新制」廃止に対する見解を伺う。
② 廃止後の教員免許についての対応はどうなるのか伺う。
③ 教員の学びを支援する新たな研修などについて伺う。
(3)文部科学省が学校で新型コロナウイルスの感染者が出た際の幅広い検査を可能にした「対応ガイドライン」を出している。
① 対応ガイドラインの主な内容を伺う。
② 今回のガイドラインでは、「濃厚接触者周辺の検査対象者」の扱いが示されている。教育委員会として濃厚接触者との対応の違いを伺う。
③ 感染者が出た場合、迅速にPCR(唾液採取キット)検査を実施できる体制が必要だと考える。見解を伺う。また検査を迅速に進めるための検査キットの備蓄についての見解を伺う。
(4)全国保険医団体連合会が、全国31都道府県の公立、私立の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校を対象に2021年2月5日~3月31日にかけて「全国学校健診後治療調査」を行った。調査結果から新型コロナウイルスによる影響については、回答を寄せた40.3%の学校が「影響があった」と回答している。影響事例は、「肥満児童・生徒の増加」、「視力低下」、「保健室登校の増加」、「虫歯のある児童・生徒の増加」など多数報告されている。また、調査では学校健診で、医療機関への受診が必要とされたにもかかわらず、未受診の児童・生徒数が増加していると、報告されている。
① 新型コロナウイルスによる児童・生徒の健康への影響について伺う。
② 健康診断での「要受診」とされた児童・生徒の未受診の状況と対応について伺う。
(5)コロナ禍における子どもの貧困が問題になっている。
① 子どもの貧困に対する市長の認識と市の取組について伺う。
② 平成30年2月に「磐田市子育て世帯の生活に関する実態調査報告書」が作成されている。
ア 調査結果に対する見解と、その後の取組と課題を伺う。
イ 調査結果を見ると、「希望通りの学校まで進むことになると思わない」理由として、経済的な余裕がないからが5割に達している。経済的な理由で就学を断念することがないよう、支援策として市独自の奨学金制度の創設が必要だと考える。見解を伺う。
(6)ヤングケアラーの実態調査と支援策について伺う。
① 静岡県がヤングケアラーの実態調査を行っている。調査内容について伺う。また、調査結果をどのように活かしていくのか伺う。
② 6月市議会でヤングケアラーについて一般質問を行った。その後の取組状況と支援策について検討されているのか伺う。
③ ヤングケアラー支援策について国や県への要望はあるのか伺う。
2 文化行政の充実を
(1)旧磐田市民文化会館、旧文化振興センターの解体が進められる。今後の跡地利用について伺う。
① 市長は、定例記者会見で、跡地整備について「ここ1、2年の間に方針を出したい」と述べている。解体工事中に方針を示していくのか見解を伺う。
② 旧磐田市民文化会館、旧文化振興センターの跡地利用については、パブリックコメントや懇話会で多くの意見が出されている。跡地利用については、市のビジョンが必要だと考える。意見をどのように集約し方針に反映していくのか伺う。
(2)台風などの自然災害で美術品などが被災したり、ずさんな管理で紛失するなどの問題点が指摘されている。
① 市民から寄贈されたり、市が所有する美術品などの管理の状況と課題について伺う。
② 美術品などの台帳の整備はされているのか伺う。
③ 所蔵している美術品などは、公共の財産である。市がどのような美術品などを所蔵しているのか市民は知る権利がある。データベース化して公開している自治体もある。見解を伺う。
④ 美術品などの管理や保管には学芸員の資格がある職員の配置が必要と考える。文化財課や文化振興課などでの学芸員の資格を持った職員の状況、文化行政で果たす役割について伺う。
3 ゼロカーボンシティと森林の役割について
(1)市長は6月に「2050年までのCO2排出実質ゼロを目指す」と表明している。
① 二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す上で、森林の果たす役割と課題について伺う。
② 外国産輸入木材の値上がり(ウッドショック)で住宅業界が大きな影響を受けている。現状と課題について伺う。また、国産材の状況と林業の課題や支援策について伺う。
③ 全国で森林における倒木が問題になっている。市内の現状と対策について伺う。
④ 間伐材などを利用した木質バイオマスのエネルギー利用への取組や支援策について伺う。
⑤ ゼロカーボンシティを進めるうえで、財産区をどのように管理運営していくのか伺う。
(1)静岡県教育委員会が、2023年度に開校予定の県立夜間中学校を磐田市に本校、三島市に分教室を置くことを決定したと新聞報道されている。静岡式35人学級を適用し、23年度に1学年のみ開設した後、3年間かけて3学年の教育環境を整える予定で、今後学校名の公募や教育課程の編成を行う、とのことである。
① 磐田市に夜間中学校を設置するに至った経緯について伺う。
② 2019年の9月議会の一般質問に対して、教育長は、「外国人人口が、浜松市、静岡市についで県内では3番目に多い磐田市でも新設に必要な需要の調査などしてみることも必要だと考える」と答弁している。需要調査を行なったのか、内容と結果を伺う。
③ 夜間中学校の設置場所は、磐田市のJR磐田駅北口前再開発ビル「天平のまち3階フロア」とするとのことである。開設までのスケジュールと設置する施設の内容と費用、課題を伺う。
④ 夜間中学校の開設と併せて磐田駅前に図書館を整備する考えはないのか伺う。
(2)文部科学省は、小中高校などの教員免許の期限を10年とし講習の受講を義務付ける「教員免許更新制」を2022年の通常国会に廃止するための教育職員免許法改正案を提出する方針を示している。
① 「教員免許更新制」廃止に対する見解を伺う。
② 廃止後の教員免許についての対応はどうなるのか伺う。
③ 教員の学びを支援する新たな研修などについて伺う。
(3)文部科学省が学校で新型コロナウイルスの感染者が出た際の幅広い検査を可能にした「対応ガイドライン」を出している。
① 対応ガイドラインの主な内容を伺う。
② 今回のガイドラインでは、「濃厚接触者周辺の検査対象者」の扱いが示されている。教育委員会として濃厚接触者との対応の違いを伺う。
③ 感染者が出た場合、迅速にPCR(唾液採取キット)検査を実施できる体制が必要だと考える。見解を伺う。また検査を迅速に進めるための検査キットの備蓄についての見解を伺う。
(4)全国保険医団体連合会が、全国31都道府県の公立、私立の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校を対象に2021年2月5日~3月31日にかけて「全国学校健診後治療調査」を行った。調査結果から新型コロナウイルスによる影響については、回答を寄せた40.3%の学校が「影響があった」と回答している。影響事例は、「肥満児童・生徒の増加」、「視力低下」、「保健室登校の増加」、「虫歯のある児童・生徒の増加」など多数報告されている。また、調査では学校健診で、医療機関への受診が必要とされたにもかかわらず、未受診の児童・生徒数が増加していると、報告されている。
① 新型コロナウイルスによる児童・生徒の健康への影響について伺う。
② 健康診断での「要受診」とされた児童・生徒の未受診の状況と対応について伺う。
(5)コロナ禍における子どもの貧困が問題になっている。
① 子どもの貧困に対する市長の認識と市の取組について伺う。
② 平成30年2月に「磐田市子育て世帯の生活に関する実態調査報告書」が作成されている。
ア 調査結果に対する見解と、その後の取組と課題を伺う。
イ 調査結果を見ると、「希望通りの学校まで進むことになると思わない」理由として、経済的な余裕がないからが5割に達している。経済的な理由で就学を断念することがないよう、支援策として市独自の奨学金制度の創設が必要だと考える。見解を伺う。
(6)ヤングケアラーの実態調査と支援策について伺う。
① 静岡県がヤングケアラーの実態調査を行っている。調査内容について伺う。また、調査結果をどのように活かしていくのか伺う。
② 6月市議会でヤングケアラーについて一般質問を行った。その後の取組状況と支援策について検討されているのか伺う。
③ ヤングケアラー支援策について国や県への要望はあるのか伺う。
2 文化行政の充実を
(1)旧磐田市民文化会館、旧文化振興センターの解体が進められる。今後の跡地利用について伺う。
① 市長は、定例記者会見で、跡地整備について「ここ1、2年の間に方針を出したい」と述べている。解体工事中に方針を示していくのか見解を伺う。
② 旧磐田市民文化会館、旧文化振興センターの跡地利用については、パブリックコメントや懇話会で多くの意見が出されている。跡地利用については、市のビジョンが必要だと考える。意見をどのように集約し方針に反映していくのか伺う。
(2)台風などの自然災害で美術品などが被災したり、ずさんな管理で紛失するなどの問題点が指摘されている。
① 市民から寄贈されたり、市が所有する美術品などの管理の状況と課題について伺う。
② 美術品などの台帳の整備はされているのか伺う。
③ 所蔵している美術品などは、公共の財産である。市がどのような美術品などを所蔵しているのか市民は知る権利がある。データベース化して公開している自治体もある。見解を伺う。
④ 美術品などの管理や保管には学芸員の資格がある職員の配置が必要と考える。文化財課や文化振興課などでの学芸員の資格を持った職員の状況、文化行政で果たす役割について伺う。
3 ゼロカーボンシティと森林の役割について
(1)市長は6月に「2050年までのCO2排出実質ゼロを目指す」と表明している。
① 二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す上で、森林の果たす役割と課題について伺う。
② 外国産輸入木材の値上がり(ウッドショック)で住宅業界が大きな影響を受けている。現状と課題について伺う。また、国産材の状況と林業の課題や支援策について伺う。
③ 全国で森林における倒木が問題になっている。市内の現状と対策について伺う。
④ 間伐材などを利用した木質バイオマスのエネルギー利用への取組や支援策について伺う。
⑤ ゼロカーボンシティを進めるうえで、財産区をどのように管理運営していくのか伺う。