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1 まちづくりの進め方について
(1)現行の都市計画マスタープランについて
① 現行のマスタープランの地域別構想の中で、各地区のまちづくり方針で「検討する・誘導する」等の言葉が数多く使われているが、秩序あるまちづくりには一定の「規制」がある上での「誘導」が必要と考える。民間の動向を見て「誘導」により、「需要」が発生しているのか、居住と産業それぞれの民間の動向や進捗状況について伺う。また、進捗状況について将来像からどう評価しているのか伺う。
② 地域別構想の中泉・今之浦地区の構想に、旧市民文化会館等跡地は「地域の活性化やにぎわい創出に資する土地利用の検討」と示され、これまで幾度となく一般質問でも取り上げられており、必ず具現化しなければならないと考える。旧市民文化会館等跡地について、これまでの検討状況と今後の利活用の方向性と課題、進め方について伺う。
③ 「産業集積地区及び産業軸周辺」の検討事項が「需要に応じて周辺環境との調和や土地利用規制との調整を図った上で工場等の立地を検討」とある。産業軸周辺に企業誘致する候補地の確保はされているのかを伺う。また、産業軸の沿線が市街化調整区域である場合が多いが、産業軸としての土地利用の有効活用をどう考えているのかを伺う。
④ 土地利用について都市的整備と農地保全はメリハリをつけて行っていくことが重要であると考える。静岡市のように新たな取組として公社をつくり、農地集積と産業用地を確保していく取組等もある中で、農用地振興、企業立地確保、市街地振興など土地利用についてのメリハリのつけ方をどう考えているのかを伺う。
(2)都市計画マスタープラン改定へ向けて
① 改定へ向けて、各地区が抱える課題をどう認識し、新たな都市計画マスタープラン策定により何ができると捉えているのか、今後の方向性と実現へのプロセスを伺う。また、それを実現させるためのスケジュールや取組、市民や企業との共有について伺う。
② 静岡県都市計画区域マスタープランとの関係と本市の新たな都市計画マスタープランへの反映について伺う。
③ 国が示すビジョン実現型都市づくりやコンパクトシティ・プラス・ネットワーク等について、持続可能な自治体の考え方から将来像としてどう捉えているのか、また、新たな都市計画マスタープランへの反映や実現性について伺う。
(3)持続可能な未来都市に向けて
① コンパクト・プラス・ネットワークにおける公共交通の役割等、都市政策と交通政策は、政策連携が必要と考える。連携においての課題と今後の方向性について伺う。
② 磐田市にはJRの3つの駅があり、いずれも駅を中心として市街地が南北に広がり居心地がよく歩きたくなるまちづくりの可能性を秘めていると考える。国が示すウォーカブルなまちづくりについて磐田市の捉えと方向性を伺う。また、JR豊田町駅周辺は都市拠点として位置づけられているが、市街化区域に隣接して市街化調整区域が混在している。実際には市街化区域と同様な使われ方をしている中で、このような地区を市としてどのように捉え、どのような対策を講じていくのか伺う。
③ その地域を特性によりゾーン化することによって、拠点となる公共施設の位置等を大きく捉え、これを都市政策、交通政策に反映できると考える。磐田市にとって多くの建て替え時期が迫っている公共施設の在り方や配置などは、今後のまちづくりにとって重要なものとなる。都市政策、交通政策における公共施設マネジメントとの連携や特色ある土地利用の観点から、ゾーン化し整備誘導方策を示していく方向性について考え方を伺う。
④ 国は、令和2年に立地適正化計画に防災指針を追加することを決定した。近年の激甚化する自然災害の状況から、防災は、都市計画上もさらに重要な位置づけとなった。これにより、地域の安全・安心を支える消防力がますます重要となる。以下伺う。
ア 頻発化・激甚化する自然災害に対し、流域治水等の対策と同時に、立地適正化計画に防災指針が追加されたことは、自然災害と土地利用は深く関係していると考える。激甚化する自然災害に対し、都市機能を維持するための土地利用について、今後の方向性を伺う。
イ 自然災害等が頻発かつ激甚化し、これにより様々な被害が発生し、また救急出動件数が増加し最多件数を更新している状況で、現在の磐田市の消防力を危惧している。非常備消防である消防団の団員数が減少している中、基礎自治体完結型の消防において、常備消防職員が重要な役割を担うことになる。磐田市消防の救急隊、消防隊の体制や状況、また、国の消防力整備指針と比較した現在の消防職員数の認識と増員の必要性を伺う。 |
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- 令和4年11月定例会
- 12月5日
- 本会議 代表質問
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1 令和5年度予算編成の基本方針について
(1)令和4年度予算の検証から令和5年度予算に向けて
① 市長に就任して、はじめての予算編成となった令和4年度予算であるが、今までの事業執行の検証と課題について伺う。
② 令和5年度予算編成の基本的な考え方や方針、また、重点を置くものを伺う。また、ふるさと納税をはじめとした歳入増の取組の考え方を伺う。
③ 令和4年度の市内経済の状況をどう捉えて来年度の自主財源を見通し、また、国や県の交付金等を予定しているのかを伺う。
④ 財政調整基金と予備費の考え方及び地方債等の中長期的な考え方について伺う。
⑤ 変革の時代であり、その要因は様々に複雑化している。この社会状況で改めて市長の考える磐田市の将来像を伺う。
2 デジタル田園都市国家構想における本市の今後の施策について
(1)デジタルによる地方の社会課題解決・魅力向上の実現に向けて
① デジタル田園都市国家構想基本方針の中には様々な地方への支援があるが、デジタル田園都市国家構想に関して市長の見解を伺う。
② デジタル田園都市国家構想に対しての本市の組織としての対応や組織の横断的な今後の取組について考え方を伺う。
(2)本市のデジタル活用の推進に向けて
① 本市のデジタル実装について考えている方向性とデジタル活用関連への予算の考え方を伺う。
② dX推進計画は方針的な考え方をまとめ上げたものであるが、dX推進実施計画の内容と今後の予定を伺う。また、デジタル人材確保や育成、将来のデジタル活性化事業の考え方を伺う。
③ CDO補佐官や民間事業者との連携についての検証と令和5年度へ向けた方向性を伺う。
④ マイナンバーカードの普及促進と利用拡大に向けた考え方とその対応、そして今後の取組を伺う。
3 令和5年度の「安心できるいわた」について
(1)令和4年度予算は子どもたちの安心を1番目に置き、子どもたちをど真ん中に置いたが、市長の所感を伺う。また、少子化対策への見解を伺う。
(2)子どもたちの安心について
① こども家庭庁の設置は、こども政策の司令塔を目指すものだが、国はこども家庭センターを全国に設置することを考えている。本市のこども家庭庁設置の影響と子どもの居場所等の今後の取組について伺う。
② 少子化が進む中で、幼児教育・保育推進計画の小規模保育を含めての方向性と保育士確保策について伺う。
③ GIGAスクール構想下の取組を進める中で、今までのタブレットの使用においての活用ルールの課題、今後の活用の方向性を伺う。
④ 令和8年度を目途に中学校部活動が地域移行へ進む。大きな変革となるが、移行へ向けての本市の考えられる仕組みや取組について伺う。
⑤ 整備が待たれる特別支援学校の本市への設置について、現在の状況と市長の想いを伺う。
⑥ 令和5年度の学校給食の充実についての考え方や取組について伺う。また、食材料費の価格変動において納入事業者への対応の考えを伺う。
⑦ 「スポーツのまち磐田」として浸透しつつあるが、スポーツ資源を活かした施策をどう推進していくのかを伺う。
(3)暮らしと健康の安心について
① 認知症支援の推進として磐田市認知症高齢者等事前登録事業など事業の進捗と今後の方策等を伺う。また、磐田市立総合病院や開業医など地域医療との連携について伺う。
② 成年後見支援センターのセーフティーネットづくりにおいて、専門職との連携体制の状況と今後の推進施策について伺う。
③ 障がい者の就労支援について、就労の状況から就労への理解促進や雇用促進へ向けた取組について伺う。
④ 「磐田市地域公共交通計画(案)」の進捗と持続可能な地域公共交通の活性化策について伺う。
⑤ 磐田市空家等対策計画を策定し対策を進めているが、危険空き家の状況と課題を伺う。また、今後の対策を伺う。
(4)まちづくりと防災への安心について
① 磐田市消防庁舎整備検討委員会の進捗状況と施設概要について方向性を伺う。
② 「磐田市公共施設等総合管理計画」を改訂したが、公共施設等の管理におけるマネジメントの進展と中長期にみる課題と対応を伺う。
③ ゼロカーボンシティの実現へ向けての令和4年度の検証と令和5年度の取組について伺う。また、地方自治体の役割について磐田市の考えを伺う。
(5)未来と仕事の安心について
① 原油価格や物価の高騰などは本市の経済にも大きく影響し、いまだ続いている。令和4年度の支援の検証と令和5年度の本市ができる支援の方向性を伺う。
② 「いわた首都圏サテライトオフィス事業」がスタートしたが、現在のマッチング等の事業状況と今後の取組内容を伺う。
③ 新磐田スマートICが開通して2年目を迎えた。新産業等への可能性も考える中、新しい工業団地の見解を伺う。
④ 次世代型農水産業の推進において、今までの検証と評価、今後の展開について伺う。
⑤ 本市は地産外商事業により、都心部への農作物等を出荷し推進している。同時に地産地消も重要と考えるが、今後の方向性や方策について伺う。
(6)安心できる市役所づくりについて
① 安心できる市役所について、現在の市長の所感や方向性を伺う。
② 支所機能の方向性と交流センター機能の方向性、そして機能の関連性について伺う。
③ 「かたりあ」が誕生し、一体感のある文化ゾーンとなったエリアの今後の方向性と「かたりあ」の今後の運営面での考えを伺う。
④ 変革の時代を迎えている。今後の内部組織の編成についての考え方や職員体制についての市長の見解と方向性を伺う。
⑤ 現在の地域コミュニティにおける課題をどう捉え、解決へ向けての方策と市民の理解推進に向けての考えを伺う。
⑥ (仮称)磐田市協働のまちづくり基本条例制定へ向けた進捗状況と協働のまちづくりの推進に向けた取組について見解を伺う。
4 台風15号による災害対応について
(1)災害対応体制について
① 災害対策本部設置前の体制と設置時期、設置後の対応・情報収集について現在の検証と課題について伺う。また、防災組織体制等の今後の対応を伺う。
② 被災者支援体制の現状と今後、被災者に寄り添う支援での課題について伺う。また、復旧でのボランティアやNPO等との連携における課題とこれからの方向性を伺う。
③ 今回の災害に、磐田市消防署は21件の警戒、救助要請に対応した。救助要請での課題や今後の対応を伺う。
(2)今回の災害を受けての防災対策の考え方について
① 土砂災害発生箇所の応急的な対策のみならず、周辺地域を含めた抜本的対策の集中的・長期的な実施が必要である。国、県との連携の状況と課題を伺う。
② 今回の災害を受けて、磐田市地域防災計画、磐田市災害廃棄物処理計画、磐田市国土強靭化地域計画など各防災関連対応の計画上での対応とその課題、今後の対応を伺う。
③ 災害に強い磐田市を目指し、ハード面、ソフト面等の方向性や今後の治水、がけ地の対策における考えを伺う。また、今回の災害には山の保全状態も影響していると考えるが、今後の山の保全の在り方について伺う。
④ 地域防災の要である消防団の機能強化のために、建設機械等の免許取得に対して助成する等の支援が考えられる。この取得は、地域の力になり、消防団の魅力づくりの一助にもなると考えるが、市長の見解を伺う。 |
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- 令和3年11月定例会
- 12月3日
- 本会議 代表質問
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1 新年度予算編成の基本方針について
(1) 新年度に向けての政策や方針の考え方について
① 市長は磐田市の将来像をどのように描いているのかを伺う。
また、政策を打ち出すにあたり政策決定プロセスを伺う。
② 令和4年度予算編成の基本的な考え方や方針を伺う。
③ 歳入の見通しと予算編成の中で重点とするものを伺う。
④ 財政調整基金と地方債等の中長期的な考え方について伺う。
2 コロナ禍後の行政の対応について
(1) デジタル・トランスフォーメーションの推進について
① 推進に向けたこれまでの議論と経過について伺う。
② 民間人材活用等、今後の進め方について伺う。
③ オンライン申請等における個人情報保護の配慮やデジタル弱者への対応について伺う。
(2) 今後の経済対策について
① コロナの経験から市内の経済循環の施策の考えや在り方を伺う。
② コロナを乗り越えて新しく挑戦する事業者の取組等に対する中小企業等支援の在り方について伺う。
③ 地方が住む場所、働く場所として注目されている。UIJターンにおいてのさらなる推進の方向性を伺う。
(3) 今後の危機管理体制の在り方について
① 危機管理体制の検証と今後の具体的な体制について伺う。
② 新型コロナ対応における当局や市民の対応を次世代へ記録として残す考えについて伺う。
3 安心できるまち、人が集まるまちへ向けて
(1) まちづくり・地域づくりについて
① 小規模多機能自治を目指す磐田市の現状と今後の方針について伺う。
② (仮称)磐田市文化会館完成にみる、磐田市の文化を活かしたまちづくり、人づくりの推進について伺う。
③ 令和4年度末までに地域公共交通計画を策定するとのことだが、今後の地域公共交通の在り方や方向性について伺う。
(2) 防災・減災について
① 消防庁舎整備の考え方について磐田市消防庁舎適正配置方針が示され、その後、磐田市消防庁舎整備検討委員会が設置されたが、検討内容と進捗状況、今後の方向性を伺う。
② 海岸堤防早期完成へ向けての課題及び早期完成後の課題について伺う。
③ 豪雨対策の現状と課題及び内水氾濫に対する考え方について伺う。
(3) 産業・環境について
① 産業振興における地域間競争が激しくなる中、自治体単独では課題解決が困難な案件について、「公民連携への取組」が注目されているが、本市の公民連携の取組状況と今後の方針について伺う。
② 減少する農業人口の拡大策そして、担い手農業者の経営安定のための対策について伺う。
③ スマート農業の普及のための実証実験等の取組の拡大と「未来の農林業」連携懇話会の取組について伺う。
④ 2050年カーボンニュートラルを見据えて計画の見直し策定をするとのことだが、ゼロカーボンシティの実現へ向けた計画の概要を伺う。また、事業者や市民の声をどのように反映させていくのかを伺う。
(4) 子育て・教育について
① 小中一体校の検証方法と検証による今後の進め方を伺う。また空き校舎等の活用方針、検討状況等を伺う。
② 一体校整備に伴う通学路整備の検討の在り方と安全な通学のための地域等関係団体との連携体制について伺う。
③ 小中一貫教育と幼稚園・保育園・こども園との連携強化について伺う。
④ 子育て支援において、切れ目のない包括支援体制の強化について伺う。
(5) 地域共生社会の実現へ向けて
① 誰もが自立した生活が送れる支援体制づくりの一環としての住民主体の地域包括ケアシステムの構築状況と、小地域福祉ネットワーク活動の状況を伺う。また、人材育成についての現状と課題を伺う。
② 地域共生社会を構築するための仕組みと現状の課題、その方策を伺う。また地域福祉の拠点づくりの現状と課題、方向性を伺う。
③ 認知症や知的障がい者の方が不利益を被らないように成年後見制度の充実が必要だが、中核機関設置の検討状況を伺う。
(6) 今後の行財政改革について
① 変化する時代に対応するため、現状の職員体制の検証と定年延長への対応の方向性を伺う。また、対応する職員の育成についての考えや方向性を伺う。
② 公共施設マネジメントにおいて、国は総合管理計画の見直しを基礎自治体に求めているが、現在の検討状況と方向性を伺う。また、個別施設のカルテの進捗状況を伺う。 |
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1 市長の所信表明について
(1)4つの大きな変化とその対応について
① 「人口減少・少子高齢化社会への対応」について
磐田市の価値をどのように捉え、人口減少、少子高齢化の対応から創出する磐田らしい将来ビジョンをどのように考えているのかを伺う。
② 「デジタル社会への対応」について
磐田市DX推進本部を設置し、部局横断的に取り組んでいくと述べている。国との連携や人材確保について伺う。
また磐田市として何から取り組むのか、そして市民への影響を伺う。
③ 「SDGsの考え方と自然環境への対応」について
ゼロカーボンシティを表明したいとある。今までの取組からの変化を伺う。また実現へ向け市民理解や市民協働の在り方、そして予算確保などゼロカーボンシティに向けての対応をどのように考えているのかを伺う。
④ 「コロナ禍への対応」について
ワクチン接種が開始された現在、コロナによる今後の市内経済への影響をどのように考え、今までの対応の検証から今後考えていくべき対応を伺う。また、ポストコロナでの新しい可能性はどのあたりを探っていくのかを伺う。
(2)「私の目指す市政についての5つの柱」について
① 「暮らしと健康の安心」について
今までの地域共生社会の実現に向けての推進をどう捉えているか。また、「100歳まで、ステージごとに生きがいと居場所を」は地域づくり協議会、自治会等が深く関わるが、支援をどう考えているのかを伺う。
② 「まちづくりと防災への安心」について
市長の公共施設マネジメントへの思いと、現在ある磐田市公共施設等総合管理計画の公共施設マネジメントに関する基本方針に対し、どのように考えているのかを伺う。
③ 「未来と仕事の安心」について
今回の所信表明の中で現東名と新東名をつなぐ道路整備が書かれている。令和2年11月定例会の会派代表質問の前市長の答弁でアクセス道路としての1路線を担う県道横川磐田線については、2車線が確保されていない区間があることから、引き続き県へ拡幅の要望をするとのことでしたが、県の事業化等について進展があったのかを伺う。
④ 「安心できる市役所づくり」について
地域の魅力と価値を高める観点から支所の見直しも含めて組織の在り方を考えたいとある。支所サービスを地域の魅力と価値を高めるためにどのように見直していくのか。また地域づくりの拠点の交流センターとの関係も含めて考えを伺う。
(3)「市長所信表明」全体から
① 市長は所信表明で述べられている対応から、最重要課題をどのあたりと見据えているのか伺う。また、優先順位をつけるにあたり、どのように検討していくのかを伺う。
② 所信表明にある対応を施策として実行していくためには、予算確保が必要となる。「安心できる市役所づくり」に健全で持続可能な財政運営を図ることにより安心できる基盤づくりに努めるとあるが、令和2年度までの財政運営方針との違いがあれば伺う。
2 磐田市国民健康保険事業について
(1)「国民健康保険税率のあり方」の検討状況等について
① 「磐田市の国民健康保険事業の運営に関する協議会」への諮問内容と協議会での検討状況、今後の予定について伺う。
② 本市国保財政の現状認識と見通しについて伺う。
(2)子どもに係る国保税均等割の減額措置導入の考えについて伺う。 |
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- 令和2年11月定例会
- 12月2日
- 本会議 代表質問
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1 市政運営の検証と課題そして令和3年度へ
(1) 磐田市のトップリーダーとして
① 市政運営の自己評価について
市長は3期目就任の所信表明で最後に「これまで行ってきた改革から市の発展の基礎となる数多くの芽が出て 大きく育ち 花が咲いてまいりました」と述べている。この11年7カ月の自己評価を伺う。
② 磐田市の将来像について
磐田市は合併15年を迎え、未だ残っている課題や問題点はどのようなものがあり、今後、その課題をどう解決し磐田市の将来に結び付けて行くのか、磐田市の将来像について市長の見解を伺う。
(2) 令和3年度の予算編成の考え方について
① 令和2年度予算の評価と課題
新型コロナ感染症の感染拡大防止対策のため、国の臨時交付金や、市独自の支援などで、補正予算による対応を行っている。例年の予算編成とは違うと理解する中で、令和2年度予算の評価と課題について伺う。
② 歳入の見通しと令和3年度予算
令和3年度の事業を考える中で、国、県の交付金や補助金等の動向などから、現時点で考えられる令和3年度歳入の見通しを伺う。
また、市税収入の減少が見込まれる中、課題を解決するための施策や戦略性を持った施策をどのように、令和3年度当初予算へ反映しようとしているのか、歳入の見通しと合わせて考えを伺う。
2 磐田市の方向性とその対応
(1) 行財政改革について
① 今後の行政改革の必要性について
その時の環境の変化に対応しながらも、目標に向けた組織づくりが必要であり、業務の有効性や効率性を高めることが求められる。職員数やICTの活用など行政改革の検証と推進を迅速に行わなければならない。そこで検証をした中で今後の行政改革の本市の目指す方向性や課題を伺う。
② 財政改革推進のための方法について
若い世代や子どもたちにとって過度な将来負担とならないように、市債も適切に活用し、中長期的にプライマリーバランスの安定的な黒字の確保に努め、市債残高を適正に管理しなくてはならない。財政調整基金「財政のダム」は、40億を下回らないようにと設定されている。コロナ禍で見通しは難しいことは理解するが、このような状況の中でも改革は推進されていかなければならない。今後の財政調整基金の目安や他の基金、そして、市債残高の考え方を伺う。
また、より一層の財政改革推進の為に、今後、指定管理者制度等、民間の経営手法の導入や市民参画による改革をどのように考え、これを活用していくのかを伺う。
(2) 災害リスクとまちづくりにおける課題
① リスク情報の市民理解について
磐田市ハザードマップは、7種の災害リスク情報を公開している。この災害リスクにより、今後、避難所や避難場所の再考をする必要があるのか伺う。また受援体制についての考えや災害リスク情報の市民理解の推進を伺う。
② 災害リスクとまちづくり政策の課題
国は、ハザード情報の充実、リスク評価を行い、まちづくりの方向性を決定し、災害リスクの評価内容に応じた防災・減災対策により、リスク軽減を図るべきとしている。
本市の津波・河川氾濫・土砂災害等の災害リスク情報と都市計画マスタープランが連動したまちづくりが重要であると考える。
災害リスクにおける本市の土地利用の考え方とまちづくりへの影響及び課題について伺う。
③ 消防施設の配置における課題と方向性
磐田市消防庁舎適正配置方針(案)の基本的な考えを伺う。
磐田市消防庁舎適正配置方針(案)がパブリックコメントを通して市民に公開された。先の一般質問で、磐田市消防署の候補地に市民文化会館跡地と公園が合わせて挙がった。このことにより磐田市民文化会館跡地及び今之浦市有地等利活用基本方針(案)に変更があるのかを伺う。
また、磐田市消防署の配置を検討するにあたり、備蓄倉庫など他の施設との複合化の考えはあるのかを伺う。
そして、磐田市消防庁舎適正配置方針が決定した後、各施設(署所)整備個別計画策定にあたっての課題を伺う。
(3) 産業政策 雇用・就労の充実について
予定した企業誘致が概ね完了し、次世代農業をはじめ新たな産業も生まれている。県内屈指の工業都市、農業産出額を誇る磐田市として産業の更なる発展のために、次の時代に向けた種蒔きを今、始めなければならない。また、今後の少子高齢社会において産業を支える労働力の確保は課題であり、そのための大きな変革が今行われている。そして環境に配慮した企業の取り組みが加速していると感じる。今後、磐田市の産業政策をどのように考えていくのか、以下を伺う。
① 製造業のまちの磐田市において、今後の産業政策をどのように、考えているのか、現状と方向性、その施策を農工商それぞれに伺う。
② 磐田市を支える中小企業、個人事業主は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている。新たな時代に向け、前向きに取り組む事業所への支援を伺う。
③ 脱炭素や環境配慮型の産業の変革に対する、行政としてのサポートや誘導、取り組みを伺う。
(4) 住み続けたいまち磐田について
2025年には団塊の世代が後期高齢者となり、さらに高齢社会が加速し、2042年まで高齢者は増加し続ける。病院や福祉施設での医療や福祉の供給は限りがあり、これを補う大きなシステム変更が地域包括ケアシステムである。本市においては、地域包括ケア推進グループを中心に、これからの医療・福祉の体制整備が進められている。
① 高齢社会の急激な進展を迎え、介護保険事業における給付と負担についての現状と今後の考え方について伺う。
② 地域コミュニティを基に、住民が主体となって地域課題の解決に取り組むとされる地域共生社会をどう実現していくのか現状の課題と共に伺う。
(5) たくましい磐田人を育む子育て・教育について
急激な社会や家庭環境の変化などにより特別な支援を要する幼児、児童、生徒や不登校児童生徒数の増加への対応や、ICTの活用などさらなる教育環境の進化が求められている。環境の整備は必要であるが教育の根幹は変わらない。磐田市が「磐田の教育」で掲げている「たくましい磐田人」の育成がまさに求められている。
① 母親の妊娠期から子育て期までの切れ目ない母子への包括的支援体制が重要である。磐田市の子育て支援の現状と今後の方向性について伺う。
また、発達に遅れがある未就学児への支援体制と対応について現状と課題を伺う。
② 「たくましい磐田人」の育成における、学校・家庭・地域総ぐるみの子育て、教育についての現状評価と課題を伺う。
また、幼児期においても「たくましい磐田人」育成への連動が必要と考えるが現状と見解を伺う。
③ 新型コロナウイルス感染症やGIGAスクール構想等がもたらす影響として将来に向かい、人と人との関わりやつながりが希薄になる事を危惧している。磐田の教育として何を大切と捉え、それをどのようにして子ども達に教育していくのか具体的に伺う。
④ 磐田市における不登校児童生徒の増加について、一度立ち止まり、考える時に来ていると考える。色々な要因があると推察するが、市として何ができるのか、分析と今後の方針を伺う。
3 未来に向けたまちづくりについて
(1) 公共施設マネジメントについて
① 公共施設等総合管理計画の推移と今後の考え方について
来年度、資産経営準備室が課に移行する。今後、本市の公共施設マネジメントをどのように推進していくのか。また、公共施設マネジメントの今までの検証や進行の状況、今後大きな改革を成し遂げていくための体制と仕組みを伺う。
そして、機能の複合化や長寿命化の考え方や個別計画の在り方を伺う。
② 公共施設マネジメントと市民感覚について
公共施設マネジメントが市民にとって不便になるのではなく、市民にとってメリットになればと考える。公共施設の削減や複合化は、将来を見据えて必要性とメリットを市民と共有が出来れば、市民と共に支え合うような公共施設や地域が作れると考える。
市民と共に創り上げていく公共施設のマネジメントへの考え方や公共施設マネジメントにおける市民懇談会や個別計画の公開など、市民への周知の在り方を伺う。
(2) 未来に向けた都市整備について
市内の拠点や特色ある地域の拠点を点ではなく線で結ぶことで、点から線へ、線から面へと、大きなエリアとしての動きが生まれる。
① 磐田IC及び新磐田スマートICの産業拠点としての開発推進や拠点を結ぶアクセス道路についての考えを伺う。
② 拠点とゾーン形成について
御厨駅周辺において、コンパクトに配置された都市機能を誘導している。そして新文化会館は、周辺施設と合わせて文化ゾーンが創られる。どちらも、これからの磐田を担う拠点である。御厨駅周辺における都市機能の完成へ向けてどのように推進していくのか。また、新文化会館周辺の集約された文化ゾーンの地域発展を今後どのように推進していくのか、検討方法や方向性を伺う。
③ 海岸堤防完成へ向けた今後の地域整備と方向性
様々な課題を乗り越えて進めてきた海岸堤防整備であるが、令和11年度完成を予定している。海岸堤防完成を見据える中で、沿岸部の産業振興等を今後どのように考えているのかを伺う。
(3) 人生100年時代へのまちづくり
① 地域づくり協議会の課題解決へ向けた組織づくりについて
持続可能な地域運営を可能とするには、人生100年時代に向けて各世代が活躍する地域を目指すことにある。これからの持続可能な地域づくり協議会の体制等の課題や運営のあり方は、いかに地域の課題に対して対応していくかが重要と考える。
地域における課題も時代と共に変わっていくと考えるが、地域づくり協議会の現在の検証と今後の在り方、そして地域づくり協議会への行政の関わり方を伺う。
② 長寿社会のまちづくりについて
「住み慣れたまちで自分らしい100年」を送るためにはと考えると、「生きがいのある就労」「生涯学習」「健康づくりや介護予防」「在宅医療」が重要な点となる。
長寿社会における高齢者の生きがいのある就労や社会参加の場をどのように捉え、どのような方向性で考えているのかを伺う。
また、地域づくりにおいて高齢者の社会参加による力をどのように生かしていくのかを伺う。 |
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