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1 スポーツのまちづくりの推進について
(1)「磐田市スポーツ推進計画」について
磐田市は、地域ブランド調査の「スポーツのまち」として知られるランキングにおいて近年、首位を争っており、全国的にも「スポーツのまち磐田」として名高い市であると思います。平成23年に「スポーツ基本法」が施行され、国の「スポーツ基本計画」を参考に、「磐田市スポーツ推進計画」を平成28年から令和7年までの10年間の計画で策定し、令和2年度にはコロナ禍の中で中間見直しが行われました。また、令和6年12月に18歳以上の市民3,000人にスポーツ・運動に取り組んでいる状況や考えなどの磐田市市民スポーツ意識調査アンケートを実施し、次期スポーツ推進計画策定の参考資料としました。スポーツへの市民参加を大きく分類すると、スポーツ観戦や実施と指導に分けられます。今後も年齢や性別、障がいの有無を問わず、誰もがスポーツの喜びを身近に感じ続けてもらうため、令和8年の次期「磐田市スポーツ推進計画」策定に向けて、以下質問します。
① 本計画におけるスポーツの定義を、通勤手段を自家用車から自転車や、自転車から徒歩にかえたり、エスカレーター等から階段を使ったり、公園で子どもと一緒に遊ぶことなどの日常生活での身体活動も含んだ考え方について伺います。
② 令和2年度に中間見直しを行った際に見えてきた課題に対し、どのように取り組んできたか伺います。
③ 磐田市市民スポーツ意識調査アンケートの結果を、どのように捉え、また、見えてきた課題と成果を、次期「磐田市スポーツ推進計画」へどのように反映していくのか伺います。
④ スポーツ推進委員は、市と協力して各種スポーツ教室の指導やイベントなどの開催に関わっています。市は、スポーツ推進委員と今後どのように連携をとっていくか伺います。
⑤ ユニバーサルスポーツやパラスポーツの普及についての考えと、課題を伺います。また、次期「磐田市スポーツ推進計画」へ普及と課題解決策をどのように反映していくのか伺います。
⑥ 少子化や中学校部活動の地域展開、また社会の変化など、スポーツを取り入れやすい小学生・中学生年代においてスポーツに取り組む体制が変化してきていますが、次期「磐田市スポーツ推進計画」に変化への対応をどのように反映させていくのか伺います。
2 新たな時代に向けた施設利用について
中学校部活動の地域展開や近年の夏の猛暑の影響で、学校施設を含めたスポーツ施設や交流センター等の施設利用が、SPO☆CUL IWATA内のクラブチームや地域のクラブチームにより増加または、重なることが予想されます。各年代の市民がスポーツや文化活動のしやすい環境を考えると、短時間でも利用しやすい柔軟な利用時間の設定が必要と考え、以下質問します。
(1)学校体育施設を含め、スポーツ施設や交流センター等の施設利用の促進を図るため、午前・午後の利用の中で、前半の部・後半の部など利用時間の設定変更・延長時間の設定が必要と考えますが、見解と課題を伺います。
(2)スポーツ団体や中学校部活動の地域展開、高齢者のスポーツ参加や生きがいづくりに向けた各世代の施設利用について、庁内横断的な連携が必要と考えますが見解を伺います。また、スポーツ施設利用では、指定管理者とどのような協力体制を考えているか伺います。
(3)ユニバーサルスポーツとして、市内でもボッチャやモルックが注目されています。また、近年では磐田市の特徴を生かした卓球バレーも注目されています。ユニバーサルスポーツやパラスポーツをより楽しめる環境整備についての考えと課題を伺います。
3 安心・安全な子育て環境について
(1)産後ケアについて
出産後のお母さんと赤ちゃんの心身の健康をサポートし、安心して子育てができるように産後ケア事業があります。磐田市では、産後ケア事業の利用を、令和4年度に生後2か月未満から1年未満に延ばし、訪問型に宿泊型・通所型を追加し、様々なケアが提供されています。お母さんが妊娠・出産後も安心して子育てができるため、以下質問します。
① 近年、産後ケア事業の利用者が増加していると聞いていますが、利用者や助産院等の実施施設からの意見・要望を伺います。
② 宿泊型の利用が通算7日以内となっている根拠を伺います。また、2泊3日を2回利用した場合は利用日数が6日間となり、次は宿泊型を利用できなくなります。1日増やし、偶数日数に変更する考えを伺います。
③ 通所型・訪問型の利用が合わせて4回までとなっています。利用者が増加傾向にある中で、今後の産後ケア事業の拡充をどのように考えているか伺います。
④ 産後ケア事業でのグリーフケアへの考え方を伺います。 |
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1 スポーツと健康づくり
(1)インクルーシブスポーツとフレイル予防
磐田市でのフレイル予防や健康長寿を目指すためにボッチャなどのインクルーシブスポーツの導入が重要と考え以下質問いたします。
① 介護予防のためのインクルーシブスポーツ導入への考えを伺います。また、導入に対する課題はあるのか伺います。
② フレイル予防や健康長寿のためにボッチャの普及啓発について伺います。
③ インクルーシブスポーツを体験し、普及させていくには、磐田市、社会福祉協議会、スポーツ推進委員等との連携が重要と考えますが見解を伺います。
④ 運動や外出などがフレイル予防や健康長寿につながると言われています。家族やグループでの外出やスポーツをする機会を増やすためにも、スポーツ施設等や公共施設利用料のシニア割の拡充への考えを伺います。
2 今後の中学校部活動の在り方
(1)中学校地域部活動について
「スポーツのまち」ランキング日本一に選ばれた磐田市の資源を活かし、子どもたちを取り巻く社会環境に立ち向かっていけるような「たくましい磐田人」を育んでいき、磐田市らしい「持続可能な部活動」とするため以下質問いたします。
① 令和3年度に行われた「部活動の地域移行について」の市内全中学校生徒アンケート結果で見えてきた課題を伺います。
② 現時点での地域部活動移行に関しての課題を伺います。
③ 地域移行に伴う指導者育成のための研修会、また磐田市独自の資格創設への考えを伺います。
④ 地域部活動としての中体連大会参加への考えを伺います。
⑤ 人材バンク・財源確保も含めた中核となる機関設立への考えを伺います。
3 放課後児童クラブについて
放課後児童クラブが子どもたちの家庭に代わる生活の場として、更に安全で安心し健やかに育まれる居場所となるように以下質問いたします。
(1)支援員・補助員について
① 支援員・補助員は磐田市にとって重要なエッセンシャルワーカーと考えていますが、市の考えを伺います。
② 支援員・補助員の確保においての課題を伺います。
(2)利用に関して
① 令和4年5月1日の待機児童数が128人いますがこの数字をどう捉えているか伺います。
② 保護者から長期休業期間での利用開始時間の変更や授業のある日の利用時間延長また祝日利用の要望の声があります。利用時間延長や祝日利用要望の声に応えるための課題を伺います。
③ 長期休業期間の利用において、小学校体育館を利用して交流センター利用団体やボランティア団体との交流についての考えを伺います。
(3)体制について
① 令和5年度に「こども家庭庁」の創設が閣議決定されたが、磐田市においての影響を伺います。また、小学校・保育園・こども園等との連携体制を伺います。
② 今後の放課後児童クラブの体制の更なる充実のためには、委託や民設民営の協力も必要と感じるが見解を伺います。 |
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1 地域とともにある学校づくり
(1)コミュニティ・スクールディレクター(CSD)、コミュニティ・スクールコーディネーター(CSC)について
磐田市においては、平成25年度に4校を指定しコミュニティ・スクール(学校運営協議会)をいち早く導入し地域住民や保護者と学校の連携強化を進めて来ています。平成27年度には全小中学校32校を指定し平成30年度には全小中学校で実施されました。連携強化の推進のために大きな存在がCSD、CSC(地域学校協働活動推進委員)です。学校と地域とのパイプ役となりキャリア教育のひとつでもある中学生の職場体験の受け入れ先との連絡調整や学校支援ボランティア・学習支援ボランティアのコーディネートなど、教職員の仕事の軽減にも大変大きな役割を果たしております。地域とともにある学校づくりを推進していくにあたりCSD、CSCの更なる充実が必要だと感じ以下質問いたします。
① CSD、CSCのそれぞれの仕事の違い、責任範囲の違いを伺います。
② CSD、CSCの理想とする配置や運営体制を伺います。また現在の運営体制を伺います。
③ 学府によってはCSD、CSCのそれぞれの募集に苦労していると聞いていますが課題は何か伺います。
④ CSCの育成、目標・ビジョンを共有するための研修等が必要に思われますが実施状況を伺います。
⑤ 年間800~1000時間を担い、かつ複数の学府を担当する方もいますが、勤務体制の見直しや処遇改善への考えを伺います。
(2)中学校部活動と地域スポーツ団体・文化活動団体との連携
スポーツ庁は、教員の負担軽減と地域スポーツの活性化を目的に2023年度以降に段階的に休日の中学運動部活動の主体を学校から地域へ移し地域部活動としていくための準備に入っています。すでに磐田市では中学部活動への外部指導者制度が取り入れられており専門外を受け持つ顧問にとっては時間的、精神的にも大きな負担軽減に繋がっています。そこで以下質問致します。
① 教員の働き方改革と学校部活動の考え方を伺います。
② 外部指導者の確保や連携への課題を伺います。
③ 新たな部活動の持続可能な運営体制を整えるために磐田市の特質を生かしクラブチーム・大学・各協会・スポーツ少年団などと連携していく考えを伺います。
④ 小中一体校での地域と連携した小中一体部活動への考えを伺います。
⑤ 中体連・文化系コンクールへの参加の見直しと考えを伺います。
⑥ 今後、少子化が進む中での部活動の方向性を伺います。
⑦ 今後、地域部活動推進に向けて、どのように調査・研究していくかを伺います。
(3) 「磐田スポーツ部活」について
磐田市では平成28年度に「磐田スポーツ部活」を設置し、磐田市体育協会(現磐田市スポーツ協会)、ヤマハ発動機ラグビースクールの協力のもとで、陸上競技部・ラグビー部の活動を始めました。2022年1月から日本ラグビー協会の新リーグ開幕に向けてヤマハ発動機ジュビロの体制も変わると聞いていますが以下質問致します。
① ヤマハ発動機ジュビロの新体制による「磐田スポーツ部活」への予想される影響と課題を伺います。
② 中学校進学に向けての説明会が11月から始まる予定ですが保護者への周知の考えを伺います。
③ 今後の「磐田スポーツ部活」としての方向性と考え方を伺います。 |
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