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1 持続可能な磐田市の農業を目指して
(1)磐田市の茶業の現状と将来について
JA静岡経済連がまとめた2024年産県内産一番茶の1キロ当たりの平均単価推計値(荒茶ベース)は、前年比9.8%安の1,763円である。コロナ禍で過去最低だった2020年(1,760円)とほぼ同水準にまで落ち込んだ。2024年の一番茶取引は、国内消費の低迷を受け、多くの茶商が在庫を抱えたままシーズン入りした。気温上昇や降雨により生産量が増えた結果、深刻な茶価の低下につながったと受け止められている。その上で、茶価回復のためには抹茶の原料となる有機碾茶(てんちゃ)をはじめ、茶商の要望に合わせた生産を徹底していく必要があると指摘している。以下伺う。
① 市における茶業の現状と課題認識について伺う。
② 市における茶業の振興策について伺う。
③ 栽培のできなくなった茶園の貸借についての考えを伺う。
(2)新たな特産物産地形成支援事業(いわたでレモン)について
新たに販売を目的としてレモン栽培するための費用を補助する事業が2024年度よりスタートした。レモンを栽培するための畑の整備に対する補助(障害物等除去費用補助事業)、収穫までの資材費等に対する補助(未収益期間栽培管理支援事業)を設け、推進している。以下伺う。
① 本事業に対する連携機関(JA・ポッカサッポロ)との調整内容について伺う。
② 栽培農家等に対する市・JAの取組について伺う。
③ 今後の栽培目標や販路拡大などに対する計画について伺う。 |
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1 難病のある方への支援について
難病法及び児童福祉法の改正により、福祉、就労等の各種支援を円滑に利用できるようにするために、都道府県等が患者の申請に基づき指定難病に罹患していること等を確認し、「登録者証」を発行する事業が創設された。また、令和6年4月1日時点での指定難病は341疾病になっている。
(1)磐田市における難病患者への支援に関しての現状と今後の支援策の考えを伺う。
(2)難病患者への理解と周知に関しての考えを伺う。
(3)難病患者の就労・就労相談についての考えを伺う。
2 質の高い保育の提供
(1)公立幼稚園・こども園における預かり保育事業について
① 2024年度から保育士の配置基準が見直されたが、公立園ではどのような対応をされたのか伺う。
② 今後も少子化が進む中での保育園枠・幼稚園枠、また、預かり保育事業への考えを伺う。
③ 市内こども園の預かり保育事業では、長期休業期間の昼食が、保育園枠の園児は給食が出るが、預かり保育事業の園児はお弁当を持参し、一つの教室で給食とお弁当の園児が昼食をとる園もみられる。この状況をどのように捉えているのか伺う。また、預かり保育事業の園児への給食の取組への考えと課題を伺う。
④ 学校給食課との更なる連携強化について伺う。
(2)磐田市幼児教育・保育推進計画について以下伺う。
① 公立幼稚園の中には、園児の減少が著しい園もある。この状況をどのように捉え、今後の保育をどのように進めていきたいのか伺う。
② 大藤こども園・向笠幼稚園の再築・統合についてどのようなスケジュールで推進していくのか伺う。小中一体校整備との関連についても伺う。
③ 磐田市の公立幼稚園・こども園における将来に向けての統合や民営化についての考えを伺う。
3 向陽学府小中一体校整備
(1)解体工事を行う中で地域や学校からの要望や課題があるか伺う。また、その対応策について伺う。
(2)向陽学府小中一体校開校に向けた周辺道路の整備の考えについて以下伺う。
① 交通関係の各機関(県・警察等)・市各部局との連携について伺う。
② 関係自治会・保護者等との交通安全対策についての進め方を伺う。
③ 通学路整備等のスケジュールについて伺う。 |
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1 磐田市の将来を見据えた「農村地域や農業振興のビジョン」について
(1)農業振興地域(市街化調整区域)内における優良農地の保全と、一方で高齢化・人口減少が進む農村地域の維持のための現在の考えと今後の取組について伺う。
(2)県立磐田農業高校・県立農林環境専門職大学・県農林技術研究所・県農業試験場三ケ野圃場等多くの農業機関が立地する磐田市として、今後、農業先進地として発展していく取組の考えと将来の展望について伺う。
(3)市の特産品としてきた茶やメロンの経営は大変厳しい環境にある。現在までの取組と今後の対応について伺う。
(4)現在まで日本農業を支えてきた自作農(小農・家族農)について、支援制度の取組の現状と今後の対応について伺う。
(5)食糧・環境・防災・地域文化等すべてに関わる「農地・農業」について市の考えを伺う。
2 社会教育と生涯学習について
(1)「磐田ここからラボ」は、生涯学習に通じると考えるが、成果と課題、今後の具体的な進め方と将来目指すものについて伺う。
(2)青年期・壮年期・老年期それぞれの世代の社会活動参加へのサポート体制について現状の取組と今後の進め方について伺う。
(3)地域組織において組織を担う人材育成に苦労している。この課題に取り組むために、社会教育と生涯学習の分野での市の役割と将来に向けての考えを伺う。 |
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1 持続可能な農業を目指して
(1)農業が有する多面的機能の発揮の促進に関する政策について
① 多面的機能支払事業について現在の状況を伺う。
② この事業は農村地域の小規模多機能自治と同様の取組と考えるが、市の事業推進についての取組の考え方を伺う。
③ 多面的機能支払事業には、農地維持支払・資源向上支払(共同)・資源向上支払(長寿命化)活動がある。特に長寿命化の活動については、農地・水路・農道等の長寿命化を図る意味でも大切と考えるが市の考えを伺う。
(2)将来に向けての農業環境整備について
① 昭和年代の土地改良事業からの老朽化施設・農地等の改善策について新しい農業形態の構築に向けた令和の基盤整備事業の取組について支援の考えを伺う。
2 市の政策課題について
(1)向陽学府小中一体校について
① 事業推進のスケジュールと資材高騰等による実施設計及び建設計画への影響について伺う。
② 地域への説明会の開催計画と現在の課題に対する考え方について伺う。
③ 児童生徒の通学方針(徒歩・自転車・バス通学)と通学路変更に伴う整備等の取組内容について伺う。
④ 駐車場・プールの運用・建設工事の開始に伴う地域住民に対する理解促進の取組について伺う。
(2)ふるさと納税について
① 産業振興と寄附額の拡大を図るため、今年度ふるさと納税推進事務が産業政策課に移ったが、現状の取組や今後の戦略について伺う。 |
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1 農業について
世界的な穀物需要の増加やエネルギー価格の上昇に伴い、化学肥料原料の価格が高騰しています。更に、中国やロシア等の特定の輸入先からの原料調達が困難となっています。また、自然災害の激甚化・長期化など、今後の農業経営に大きな影響が出てくると考えます。
(1)農業経営に必要な量の肥料を確保するため、国に対する肥料の安定供給の働きかけについて伺う。
(2)慣行の施肥体系から、肥料コスト低減体系への転換を進める取組について伺う。
(3)自然災害による収量減少や価格低下だけでなく、災害で作付け不能、病気などで収穫不能など、農業者の経営努力では避けられない収入減少全般が補償の対象となる農業経営の収入保険について伺う。
① 農業経営の収入保険に対する市の取組について伺う。
② 加入時に農業者が負担すべき保険料について市の助成・支援について伺う。
2 教育について
向陽学府は、向陽中学校と大藤小学校、向笠小学校及び岩田小学校を一体型の施設とする「未来型学府一体校(A型)」として、令和8年度の開校を目指して計画が進められています。
(1)向陽学府小中一体校の基本的な考え方を伺う。
① カリキュラムや特色ある教育活動について伺う。
② 地域連携室、(仮称)福祉交流支援室の他部局との連携、今後の進め方について伺う。
(2)みんなでつくる!向陽学府未来会議(ワークショップ)について伺う。
① 参加者と会議の狙いについて伺う。
② 会議の内容をどのように、構想・設計に生かしていくのか伺う。
(3)建設検討会について伺う。
① 検討会で出された意見・要望について伺う。
② 今後の検討課題について伺う。
(4)学府一体校の児童生徒の通学について伺う。
① 3小学校・1中学校の通学路整備について伺う。
② 通学路の整備について、関係機関・各部局との連携等取組内容について伺う。 |
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1 持続可能な磐田市の農業について
(1)農地について
① 磐田市の農業振興地域内農用地区域(青地)の面積と区域を設定する必要性について伺う。
② 磐田市の農業振興に向けた土地利用の計画と考えを伺う。
③ 整備完了後、40年から50年経過した圃場整備・かんがい排水等の土地改良事業の整備について考えを伺う。
④ 荒廃農地の現状と再生利用・有効活用に関する取組について伺う。
⑤ 認定農業者等に係る農地バンクの運用見直しについての考え方と効果について伺う。
(2)人づくりについて(農業人材)
① 認定農業者・担い手の確保・育成に対する取組状況と今後の進め方について伺う。
② 新規就農者の拡大策と支援体制について伺う。
③ 1アールから始められる農業の考え方と効果について伺う。
④ 食農体験の取組状況と効果について伺う。
⑤ 農福連携についての取組状況について伺う。
⑥ 農業者の法人化への対応とスマート農業(次世代型農業を含む)の現状と今後の進め方について伺う。 |
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1 脱炭素に向けた取組と再生可能エネルギーについて
(1)市内における事業用再生可能エネルギーの施設の状況について伺う。
(2)「磐田市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例」施行後の申請状況について伺う。
(3)営農型太陽光発電について以下伺う。
① 営農型太陽光発電にかかる農地転用の取扱いについて伺う。
② 磐田市における営農型太陽光発電の現状と課題について伺う。
③ 地域の農業と共存する営農型太陽光発電事業にするための考え方を伺う。
2 新たな学校づくり事業について
(1)向陽学府小中一体校整備に向けた基本構想・基本計画の策定作業について以下伺う。
① 令和2年度コロナ禍の状況にあって、事業推進の計画等に変更があるのか伺う。
② 今後の事業推進の計画について伺う。
3 磐田市の諸課題について
(1)本市の市街化調整区域における、定住人口の維持につながる土地活用の課題と取組について伺う。
(2)今年度コロナ禍の地域づくり協議会の活動について伺う。また、今後のコロナ禍における地域活動の進め方と情報発信に対する市の考えを伺う。 |
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