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1 熱中症対策について
(1)ミスト施設は、微小な水滴を霧状に噴射することで周囲の温度を下げ、水滴によって皮膚表面の蒸発熱を奪うことで体温が下がるため、熱中症予防に効果的であるが、本市において数年前に設置した小学校・幼稚園・保育園でのミスト施設の効果の検証と課題、今後の活用の広がりについての考えを伺う。
(2)環境省による「夏季のイベントにおける熱中症ガイドライン」において暑さ対策として推奨されるミスト施設を駅前や子供たちが多く集まる公園、公共施設に設置する考えがあるか伺う。
2 漏水対策について
(1)漏水は、大切な水が無駄になったりするだけでなく、供給水圧の低下や道路の陥没などの二次災害を引き起こすこともある。また、漏水している管においては災害時に破損しやすくなっていると思われる。本市における配水管・給水管の漏水の現状をどのように把握しているのか伺う。
(2)主要管の耐震化のみでなく末端の配水管や給水管などの小口径管の更新も災害時における断水対策として重要であると考える。現状の対応と将来的な対策をどのように検討しているのか市の見解を伺う。
3 災害時の水の確保について
(1)令和6年2月定例会の一般質問にて小中学校に整備されている給水タンクの状況があげられていたが、市内の各小中学校や公共施設には給水の手段として受水槽設備がある。この受水槽設備は災害時には給水タンクとして十分機能すると思われるが活用の見解を伺う。
(2)市の上水道の重要な源である市の水源井戸(地下水)について、現在稼働している13カ所において、災害時でも配水場へ水のくみ上げを行うことが出来るのか伺う。
(3)災害時において水の確保は非常に重要である。市民が水の確保をするうえで少しでも多くの確保場所があればいいと考えるが、給水指定所だけでなく水源井戸(地下水)や配水場においても市民に水の供給を行う考えがあるのか伺う。
(4)災害時に水を確保するうえで必要不可欠な水の容器について、被災により備えていた給水袋が使用不能になったり、給水袋の備えがなく給水袋が入手困難になった市民に対して市として供給できる給水袋の備蓄がどの程度あるのか、また、どのように市民に提供するのか伺う。
4 在住外国人の災害時の避難について
(1)令和6年5月末において市内には9,736人の外国人が住まわれている。地域によって外国人の居住者数に大きく偏りがあると思われるが、市内各地区別の外国人居住人口は把握しているのか、また災害時に避難所ごとの現状での外国人避難者数が把握できているか伺う。
(2)現在の避難所運営マニュアルにおいて、外国人住民への対応策はどのようになっているのか伺う。また、避難所での外国人対応において起こりうるであろう課題をどのように認識しているのか伺う。
(3)令和6年5月末において磐田市在住外国人の国籍は55か国と報告されている。日本語がわからない方も多くおられるが、避難所での外国人とのコミュニケーションを取るための手段はどのように考えているのか伺う。
(4)自然災害などのリスク発生時に的確な防災行動を速やかに行うためには、定期的な防災訓練等の実施が欠かせない。現状において外国人の地域防災訓練への参加意識は低いと思われる。多くの外国人が居住する本市において、定期的な防災訓練等に外国人住民の参加を促すことや外国人住民の防災意識の向上のための施策等を市としてどのように考えているのか伺う。
5 高齢者の生活支援について
(1)本市において、買い物に不便を感じている人、病院などの医療機関への通院の不便、ゴミ出しや草刈りなど家の維持管理の困難等の問題を抱え、生活支援を必要としている高齢者の現状を市はどのように把握しているのか伺う。
(2)高齢者を取り巻く環境の変化が進む中で、高齢者の高まる日々の生活支援のニーズに対して市としてはどのように対応していくのか見解を伺う。 |
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1 磐田市の火災予防について
(1)昨年の9月に磐田市南部地域において大量に破砕プラスチックや木材を野積みにしていた事業所の火災があったが、市内に同様の事業所が他にあることを確認したのか伺う。
(2)また、市内に同様の事業所を確認していた場合、どのような状態になっていたのか、その事業所においては不備があったのか、不備があった場合どのように指導したのか伺う。
(3)今回の火災発生を受けて、可燃物を野積みしている対象事業所以外にも大きな火災になりうる可能性のある事業所に指導を行ったのか伺う。
(4)今回のように近隣住民に現場周辺の立ち入り禁止や避難が必要な場合、対象住民の避難所の開設についてどのように考えているのか伺う。
2 デジタル技術の活用について
(1)XR(クロスリアリティ)を活用することで、現実の風景に仮想的な情報やガイドを追加することができ、詳細な情報を提供することが可能となり、地域の魅力や歴史・文化をより深く理解することができる。そこで、市の史跡などの歴史的箇所の保護・伝承にXR(クロスリアリティ)を活用する考えを伺う。
(2)XR(クロスリアリティ)を活用した道案内や、XR(クロスリアリティ)を活用したスタンプラリーによる観光客の周遊効果、XR(クロスリアリティ)による観光客への付加価値提供、利便性の向上など、「旅行・観光」に関する場面でXR(クロスリアリティ)は有効と思われるが、市への導入に対する見解を伺う。
(3)AR(拡張現実)を代表するゲーム「ポケモンGO」では、現実世界の場所にポケストップを配置することで、プレイヤーをその場所に引き寄せます。これにより、地域の観光地や特色ある場所に人々が訪れることが増え、観光業が活性化する可能性がある。市として活用する考えはあるのか見解を伺う。
3 学校や公共施設のトイレについて
(1)市内の小中学校のトイレの洋式化率について報道があったが、現状、洋式化にするうえでの課題点はあるのか伺う。
(2)和式便器から洋式便器に改装する場合、広い空間を必要とする洋式への対応によりトイレの数が少なくなってしまうと思われるが対応の状況を伺う。
(3)市内の公共施設におけるトイレの洋式化率とバリアフリートイレやオストメイト対応トイレの設置状況を伺う。また、今後の設置に対する見解を伺う。
(4)オストメイト対応ではないバリアフリートイレでも利用範囲を広げられるよう前広(まえびろ)便座等に交換すべきと考えるが、見解を伺う。
(5)バリアフリートイレやオストメイト対応トイレの情報を、地図情報としてホームページ等で検索しやすいように公開すべきと考えるが、市の見解を伺う。
4 公立幼稚園等の老朽化について
(1)古くなった施設についてですが、雨漏りや機械設備の故障、配管の老朽化による漏水など様々な問題があると思うが、現在の施設の状況について伺う。
(2)施設の老朽化が子供たちの安全に与える影響は何かあるのか、また、これまでに安全上の問題や事故につながるようなことがあったのか伺う。
(3)施設の老朽化にどのように取り組んでいくのか見解を伺う。 |
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1 磐田市の聖苑について
(1) 築47年経過した磐田市聖苑(火葬場)の施設・設備が老朽化していると思われるが整備の現状を伺う。また、長寿命化や毎年の維持管理をしている中で、施設の内装の老朽化が目立つと思うが、改修の考えがあるのか見解を伺う。
(2) 災害時、火葬業務が継続できるようにするために、どのような対策を考えているのか伺う。
(3) 海岸防潮堤工事のため、聖苑(火葬場)へと通じる道路がへこみやめくれなど、状態が悪いように思われるが、市として状態を把握しているのか、また、どのように補修をしていくのか伺う。
2 学生の学習の場について
(1) 市内では、学習交流センターや図書館、iプラザのフリースペースにおいて、多くの学生が自主学習に励まれている。市としてはどのような公共施設で学生が勉強を行っているのか、現在の把握状況を伺う。
(2) 市内に学習交流センターのように学生が勉強に十分専念できるような学ぶ場を増やすということが必要と考えるが、市の見解を伺う。
3 磐田市の外国人について
(1) 市内において技能実習生は何名いるのか、市内で技能実習生を受け入れている事業所はどれくらいあるのか、現在の把握状況を伺う。また、本市に在住する外国人の方のうち、割合の多い在留資格について伺う。
(2) 浜松市のように、外国人材の活躍推進に積極的に取り組んでいる事業所への補助制度や優遇措置を講ずる考えがあるのか伺う。
(3) コロナ禍において困窮した外国人の昨年度からの市への相談実績と内容について伺う。また、その支援をどのように行ったか伺う。
(4) 市内にあるブラジル教育省認可のブラジル人学校がコロナ禍の影響を受け経営が厳しい状態にあると聞いている。市として何らかの支援を考えているか、見解を伺う。
(5) 令和4年3月、第4次磐田市多文化共生推進プランが策定されたが、今後、具体的にどのような事業を展開していくのか、市の見解を伺う。 |
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1 磐田市の多文化共生について
(1)外国籍の子どもたちの就学について
① 2019年8月31日付の毎日新聞に文部科学省が行った調査結果から、外国人が集住する25市町村の公立小中学校に通う外国籍の子供の特別支援学級在籍率は、外国籍ではない子どもの在籍率の2倍以上であると報道され、他の新聞においては特別支援学級が日本語の不得意な外国籍の子どもの受け皿になっているのではとの指摘をされていますが、磐田市の特別支援学級における外国人児童の在籍率の現状と、それについての市の対応の見解を伺う。
② 外国人児童が特別支援を要するかどうかをどのように判断しているかを伺う。
(2)外国人の定住化について
① 令和4年度の組織機構において多文化共生の所管を明確にするため「多文化共生・市民活動グループ」に改称されますが、今後、定住化が進むであろう在住外国人の対応のためにさらなる専門の課の設置や外国籍の職員の正規採用についての見解を伺う。
② 定住外国人が地域の新しい担い手として地域に根付いてもらうための今後の取組について伺う。
③ JICAの取組として「責任ある外国人労働者受け入れプラットフォーム」JP-MIRAIというものがあり、この中の施策にてJICAとの連携による地方公共団体やNPO等の共生社会の構築に向けた取組の推進があるが、磐田市としてこのJP-MIRAIに参加する意向があるか伺う。
2 磐田市の上水道と水環境について
(1)配水管の耐震化が進む中で、災害時に破損すると大規模な断水につながる配管経路や施設があるのか、またその部分の耐震化は進んでいるのか伺う。
(2)突発的な漏水や災害時の漏水に対しての磐田市の修繕対応の状況を伺う。
(3)下水道が布設され始めて約40年以上が経過している。下水道管渠においての老朽化対策についてどのように進めていくのか伺う。
(4)磐田市における浄化槽設置事業費補助金の補助金額は5人から10人槽一基当たり332,000円となっておりますが、周辺市町の令和3年度の補助金額について袋井市は332,000円から1,272,000円、掛川市は332,000円から938,000円、浜松市は332,000円から848,000円と条件により金額の上乗せが多くある。磐田市においての補助金が一律である理由と、今後、補助の対象となる地域の生活排水による海や河川などの水質汚濁を防止し、公共用水域の水質保全を図るため合併浄化槽の設置推進に向けて磐田市として補助金の上乗せの考えはあるのか伺う。
(5)磐田市浄化槽設置事業費補助金について、対象となる物件は住宅のみとなっているが今後、市独自において集合住宅や店舗などに設置される合併浄化槽にも対応の枠が広がるか伺う。 |
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1 磐田市の防災・減災について
(1)海岸防潮堤整備について伺う。
① 令和11年度完成を目指している防潮堤の完成ですが、少しでも早い完成を目指すため工事施工箇所、施工業者を増やすなどの計画があるのか伺う。
② 防潮堤完成に関して315万立方メートルの土量が必要と算定されていますが、工事が進む中、あと完成までにどれくらいの土量が必要かまた、その確保は具体的にどのようにするか伺う。
③ 海岸防災林工区福田区間・豊浜区間の袋井市工区との接続時期と接続方法の検討・協議はされているのかを伺う。
④ 完成後の海岸防潮堤の維持管理、利活用をどのようにしていくか伺う。
(2)減災・災害時安全確保について
① 津波避難施設から遠い所に住んでいる人のための津波シェルターなどの設置の推奨や助成制度の整備を検討されているのか伺う。
② 地震に対する備えとしての木造住宅耐震シェルター整備の助成制度があります。現時点での申請件数と市民への周知や啓発がどのように行われているのか伺う。
③ 市内の倒壊の恐れのあるブロック塀等の撤去・改善の助成制度があります。現時点での申請件数と市民への周知や啓発がどのように行われているのか伺う。
④ 平成30年の台風24号被害において停電のため下水道マンホールポンプが停止してマンホールからの汚水の吹き出しが発生しておりました。今後の対策はどのようになっているのか伺う。 |
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