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1 大規模災害への備え
(1)磐田市では「建築物の耐震化」と「命を守る対策」を総合的に取り組むことによって、地震による建築物の倒壊等の被害から「一人でも多くの市民の命を守る」ことを基本方針として旧耐震基準建築物を対象に「磐田市耐震改修促進計画」を定めている。予想される南海トラフ巨大地震に備え、耐震化の進捗状況について以下伺う。
① 市が所有する公共建築物や自治会等施設の耐震化状況と課題について伺う。
② 一般住宅の耐震化状況と課題について伺う。
③ 民間の商工業施設等の耐震化状況と課題について伺う。
(2)磐田市では災害発生時の上水道の断水に備えて飲料水を1人1日3リットル、7日分の備蓄と生活用水の確保を市民にお願いしている。また、磐田市地域防災計画において給水計画を定めている。予想される南海トラフ巨大地震により復旧が長期にわたった場合に備えて以下伺う。
① 予想される被害、復旧までの期間とその間の給水方法について伺う。また、危機管理体制・危機管理対策の課題について伺う。
② 給水計画には「市は、簡易水道組合が実施する応急給水活動及び 応急復旧の状況を把握するとともに、要請に応じて必要な協力を行う」とある。簡易水道が被災した場合の市の具体的対応について伺う。
③ 災害時に備えた民間の水確保事例としてはNPO法人磐田鮫島方式震災水対策センターが開発し設置する、磐田鮫島方式井戸と連続給水栓装置などがある。このような井戸や装置の普及及び同様な活動を行う団体の育成支援について市の考えを伺う。
2 緑十字機不時着の史実について
(1)戦後平和の発祥地としての理解促進について
① 緑十字機不時着の史実、また緑十字機不時着を語り継ぐ平和啓発活動に対して、どのような理解と認識を持っているか伺う。
② 磐田市鮫島海岸が戦後平和の発祥地として理解されるためには、緑十字機不時着の史実とともに当時の歴史的背景を知ってもらうことが必要であると考えるが、市民に対してどのような情報発信や啓発活動が望ましいと考えられるか伺う。
(2)教育現場における取組について
① 子供たちに緑十字機不時着の史実を知ってもらうことは郷土の歴史教育にもなり、平和意識向上や地域に対する誇りの醸成に資すると思われるが市の考えを伺う。
② 市内の全幼保こども園や交流センターに寄贈された、緑十字機不時着の紙芝居「むかしほんとうにあった話」の活用状況について伺う。
(3)沖縄県伊江村との交流について
① 2017年から始まった磐田市と伊江村との民間交流は現在、相互に表敬訪問するまでになっている。今後の市の関わり方も含めてどのような形の相互交流が望ましいと考えられるか伺う。
② 伊江村は民泊を軸とした観光産業の活性化により地域振興に成功している。企業行政ともいえる取組は、小規模多機能自治を推進している本市も学ぶべきものがあると思われる。平和交流に限らず地域活性化など行政の多分野にわたる交流も考えられると思うが市の見解について伺う。 |
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1 持続可能なまちづくりに向けた諸課題について
(1) 少子化、高齢化に伴う人口減少社会に対応するために各自治体は様々な対策をとっている。特に関係人口の増加や移住定住人口の確保は、今や都市間競争に入っているように思われる。市の魅力発信、仕事の発見、住まいの確保など、市のプロモーション施策について以下、伺う。
① 移住定住者の実状と傾向、首都圏交流会や移住セミナー事業等の状況と今後の方向性について伺う。
② 求職者UIJターン促進における就職マッチングやいわた首都圏サテライトオフィス事業等の状況と今後の方向性について伺う。
③ 移住定住施策における磐田市空き家バンクの活用状況、民間空き家バンクや静岡県空き家バンクとの連携について伺う。
(2) 超高齢化社会を目前にして、持続可能な都市経営を推進していくために磐田市では「立地適正化計画」を策定している。都市機能や人口を一定エリアに誘導し、コンパクトなまちづくりを推進することで、市街化調整区域の住民を含めた市民全体の利便性向上が図られるとしている。しかし、都市部での利便性が高まる一方で、市街化調整区域、特に農村集落部においては人口減少が進み、利便性や公共サービスの低下につながるようにも思われる。市の見解を以下、伺う。
① コンパクトシティ・プラス・ネットワーク型の都市構造形成が進むことにより、農村集落部の人口密度も保たれるとあるが、どのような条件やプロセスを経ることにより集落人口が保たれるのか伺う。
② 農村集落部においては、優良な農地保全と安心安全な住環境やコミュニティの維持を両立していくことが必要だと考えるが、そのためにはどのような施策が必要なのか伺う。
2 文化財保存活用について
(1) 令和3年9月に策定された「磐田市文化財保存活用地域計画」によると、磐田市には国・県・市による157件の指定文化財と17件の国登録有形文化財の他に4,443件もの未指定文化財がある。文化財の支援策について以下、伺う。
① 指定文化財には、保存活用経費に対して補助金交付や固定資産税の減免措置があるが、未指定文化財の保存活用についての財政的支援について伺う。
② 文化財保護審議会において調査済みのものから順次指定が進むとあるが、どのような見通しなのか伺う。
(2) 於保・天竜・長野地区の未指定文化財として「磐田市文化財保存活用地域計画」に掲載され、鎌倉幕府の公式文書『吾妻鏡』にも記録が残る、千寿前伝承関係(傾城塚、朝顔塚等)について以下、伺う。
① 維持管理や周辺整備等に関して補助金等の支援が必要と考えるが、市の見解を伺う。
② 観光資源としての整備・活用の可能性について伺う。 |
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1 高木蛭池幹線の現状及び将来計画について
(1)現在の進捗状況について
① 前野、長須賀、北島地区の拡張工事、及びボウ僧川にかかる橋の架け替え工事の開始時期、完成時期について伺う。
② 竜洋磐田豊田線交差点以西の工事時期、及び県道豊田竜洋線への接続予定について伺う。
(2)(仮称)浜松小笠山間広域幹線道路について
① 浜松市、袋井市、県との協議・調整について、また期成同盟についてのこれまでの経緯と現状の課題について伺う。
② (仮称)飯高橋のルート選定と問題点について伺う。
③ 浜松から磐田南部及び中東遠を横断する(仮称)浜松小笠山間広域幹線道路の早期実現に向けた対策と市長の取組姿勢を伺う。
2 多様化・複雑化する未来を担う人づくりについて
(1)小中学校教育現場へのライフプランニングを活用したキャリア教育について伺う。
① 子供たちの生きる力を育む、金融教育、社会制度学習、進路選択支援、職業選択支援等についての取組状況を伺う。
② キャリア教育でのタブレット端末の活用について伺う。
(2)社会人へのライフプランニングの活用について伺う。
① 子育て支援センターにおける子育て世代への生活設計・将来設計支援への活用について伺う。
② 交流センター生涯学習講座におけるシニア世代へのリタイアメントプラン支援への活用について伺う。
③ 男女共同参画センター「ともりあ」における女性の社会参画、キャリア形成支援への活用について伺う。 |
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